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温もり
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その日の夜。
僕は紅雪と一緒に眠る事になった。
夏樹
「紅雪大丈夫…?狭くない?」
紅雪
「だいじょうぶ。夏樹はだいじょうぶ?」
夏樹
「僕は平気だよ」
紅雪
「ならぼくも平気(にこ」
紅雪はそう言うと僕に抱き着いた。
夏樹
「あ…紅雪っ?」
紅雪
「ぎゅ〜させて?
夏樹といっしょって…
もう夏樹はどこにもいかないって安心できるから」
夏樹
「……」
そう言う紅雪の瞳がとても淋しげだったから
僕は突き放す事が出来なかった。
夏樹
「おやすみ…紅雪」
紅雪
「うん…(にこ」
おやすみ。
お母さん意外に言ったのは何時ぶりだろう…
そんな事を考えてる内にも
どんどん意識が朧気に霞んでゆく
僕はそのまま意識を手放した…
────────────
紅雪
「……夏樹もうねたかな?」
(少し揺すぶる
紅雪
(反応ないみたい)
紅雪
「夏樹…ごめんね
ほんとうはもう少しあとにしたかった
でも…我慢できない」
眠っている夏樹の元へ近寄る。
そのまま布団に潜り込んだ。
紅雪
「夏樹…夏樹……ごめんね」
そのまま夏樹の服を少し捲る
紅雪
「…ん
ぼくより…すこし、おおきい?」
(このまま咥えたら…起きちゃうかな?)
紅雪
「……ちゅ」
(根元まで…も…すこし……)
紅雪
「…ふ……ちゅ」
(いけた…ごめん…ごめんね…
すこしだけ…わけてもらうだけ…だから…)
紅雪
「ちゅ…ん……」
(さっきより…おおきくなった?
夏樹…感じてる…?)
紅雪
「ちゅ…ふ……ちゅぷ…ん」
紅雪
「ちゅ……っっ!!」
(でたっ…いっぱい…)
紅雪
「ごめんね…夏樹」
──────────
窓から朝日が射し込んでいる。
僕は眩しさに目を擦りながら…
目を開いた。
夏樹
「・・・・紅雪?」
僕は隣を見て不思議に思った。
何故か紅雪の姿がない。
夏樹
「もう降りたのかな?」
不思議に思いながらも、
僕は1階に降りて行った。
夏樹
「お母さん。紅雪知らない?」
母
「紅雪ちゃん?
あぁ…さっきお風呂に入りに行ったわよ〜」
夏樹
「お風呂に?」
母
「えぇ」
夏樹
「ありがとう」
夏樹
(お風呂か…)
───────
夏樹
『紅雪?居るの…?』
紅雪
『っっ…あ…なぁに?』
夏樹
『…入っても大丈夫?』
紅雪
『……うん』
ガラ──
お風呂に入ると、
シャワーの前に佇む紅雪が居た。
夏樹
「使い方…わからないの?」
紅雪
「うん…ぼくの家のとはちがうから」
夏樹
「そうなの?こうだよ」
僕は温度を調整して渡してあげる。
家も含め古い家が多いから、
家のシャワーはお湯と水で温度を調整するタイプの
シャワーで…ここら辺じゃ殆どの家がこれだ。
夏樹
「紅雪はここら辺じゃなかったの…?」
紅雪
「うん…」
夏樹
「?」
紅雪
「……(じー」
夏樹
「紅雪…?」
突然じーっと見詰められ吃驚しつつ、
声を掛けてみる。
紅雪
「……やっぱり、夏樹がいちばん…おいしい」
夏樹
「え…?」
(今…なんて?)
夏樹
「あ…紅雪…」
躊躇ったけど、
言葉の真意を知りたくて、
僕は紅雪に尋ねる事にした。
紅雪
「…?なぁに?」
夏樹
「僕が……」
声に出し掛けてやっぱり躊躇う。
夏樹
(聞いても…良いのかな?
でも…)
紅雪
「夏樹…?」
夏樹
「僕が……いちばん…おいしい、って…どういう意味…?」
紅雪
「え…?」
夏樹
「さっき…言ってたでしょう?
どう言う…意味…?」
紅雪は視線を彷徨わせる。
明らかに動揺してるみたいだった。
夏樹
(紅雪…?)
────
紅雪
「ごめ…なさっ」
そう言う紅雪の瞳からは
涙が溢れていた。
夏樹
「あ…紅雪っ?
ごめん…!泣かせる気なかったんだけど…」
紅雪
「っ…((-ω-。)(。-ω-))フルフル
夏樹…は、悪くないっ……
ぼくが…はなさないと…いけなかった…からっ」
紅雪は泣きながら
一生懸命僕に訴え掛ける。
夏樹
「話す…どう言う事…?」
紅雪
「実は───」
───────────
此処じゃ話せないからと、
僕は紅雪と一緒に部屋に戻った。
そして…紅雪が話してくれたのは・・・
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