アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第8章 過去の記憶ーカコのキオクー(暴力表現可)
-
これは、僕が11歳から14歳になるまでの話。
僕は、ここの屋敷に住んでいたお爺様に引き取られるまで孤児院にいた。
その孤児院は、女子棟と男子棟に別れていた。
勿論僕は、勉学を教える先生まで男の男子棟にいた。
僕が孤児院に来た時は7歳だった。
11歳になって間もないある日僕は男子棟の先生の鬱憤晴(うっぷんば)らしに無理矢理ーー犯された。
この時は、なんで僕なんだとか思ってたけど、今思えば、沢山ある。
昔の僕は容姿が少女じみていた。大きな瞳、色白。一部の人から女の子みたいと言われ続けた。
少女のような体躯(たいく)と日頃のストレスで僕を犯したのだろう。
でも、痛かった。11歳のお尻の穴なんて狭いはずなのに、滑るものも塗らずに突っ込まれたし、あと突っ込まれた時は切れもした。
その頃にはもう、レイプもされてたな。
俺を鞭で叩きながらヤるなんざ当たり前だったよ。
1番酷かったのは・・・あぁ、フェラさせながらヤり、加えて鞭で叩き、口に出たモノは全部飲めとか言ってきたり、出来たかったらまた鞭で叩くその繰り返し・・・
これが、14歳になるまで続き、人数も増え・・・最高5人は相手していた。
いや・・・もしかしたら、それ以上だったかもね。
14歳の時もう、諦めていた・・・そんな時に現れたのが、お爺様だった。
夢みたいだったよ・・・やっとこんな地獄から抜け出せるってね・・・
それで、1半前に亡くなった。亡くなる前にこの屋敷は貰ったんだ。
こんな、山奥の辺鄙(へんぴ)なところ誰も住んでくれないから・・・って
「それで、今に至るってわけ」
話し終わったティアンは笑顔だった。
でも、リオンにはその笑顔がどうしても、苦しそうで寂しそうに見えた。
『そうか・・・そういえば、昨日お前の部屋?で見つけたんだが・・・』
悪魔はそう言うと、ズボンのポケットから1通の手紙を出した。
ティアンはその手紙を受け取ると
「この封蝋・・・!」
この屋敷にいたお爺様の持っていた指輪と同じこの屋敷の紋家だった 。
……To be continued
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 18