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お風呂
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寝てる間に治療してくれたんだ…。
よるさん、だっけ。
「タオルは、そこ。着替えはここに置いておくから……包帯、一回とろうか。変えのものとか巻き方は教えてもらったし。」
包帯をとると、下にガーゼがあった。
そのガーゼもとると、傷跡。
絆創膏は……いいよね?
「あと、足捻挫してたみたいだから。痛くなかったの?」
「捻挫……あ、坂から落ちた時かな…」
逃げる時に坂があって、転んでそのまま落ちた。あの時は逃げることに必死で、怪我なんて気にしてなかった。
「そんなに、必死だったの?痛みも忘れるくらい。」
痛かった、けど逃げなきゃもっと痛い。それはわかってたから。
「はい……。」
「そっか。お風呂、入ってきちゃいな。」
ぼくはお風呂に向かう
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