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今日はまだ授業らしい授業は無く、皆これからの学院生活を送る上での注意事項を聞いたり、交流を深める為にナニやら賑やかにしていた。
そんなこんなで放課後になり、綾人と涼は部活見学に行く相談をしていた。
「バド部って第一と第二、どっちだったっけ?」
「確か第二じゃなかったかなぁ?」
「じゃあ第二に行くか」
と話しながら帰り支度して、体育館に向かった。
第二体育館に着くと、先ずは綾人が出入口から覗き見て、涼に
「あっ!こっちでやっぱり合ってたよ!」
と言って、2人で中に入り壁伝いに奥のバド部が活動する方へ行った。
先輩方はウォーミングアップしており、先ずは柔軟体操をし、それから何人か一緒になってシャトルをラリーしたり、ラケットの手入れをしたりと色々だ。
皆上下関係はあるものの、和気あいあいと愉しげに話しながら活動してるらしく、2人共安心した様子だった。
その内に1人の先輩が2人に気付いた様子で、誰かに声をかけて近寄って来た。
「2人は新入生?」
「あっ、はい。そうです。宜しくお願いします!」
と綾人が挨拶して、頭を下げ、その横で涼も
「宜しくお願いします!」
と頭を下げた。
先輩も2人を見て優しく
「俺は3年生で部長の甲野だ。宜しく」
と歓迎してくれた。
そして部長は
「2人は他のは見学したのかい?」
と聞いてきた。
涼は
「いえ。実は初めからコチラだけで、他は考えて無いです」
と言い、それを聞いた部長はちょっと驚き
「2人共かい!? そりゃ嬉しいなぁ!」
と喜んだ。そして他の先輩方に向かって
「おーい! 喜べ! 2人新入生が入るぞぉ!」
と叫んだ。皆それに喜び2人に近寄り、次々に歓迎の言葉をくれた。
そして皆からジャージに着替えて、一緒に活動しよう、と誘ってくれて、部長に案内されて部室に行く。
「実は1年生のロッカーを用意して無いんだよ。で、申し訳ないけど、取り敢えずは角の方に置いて貰って構わないかなぁ?」
と申し訳なさそうな顔で言われ、2人は了承した。
綾人も涼も着替えて、元の場所に戻ると、副部長が近寄って来て
「僕は副部長で2年生なんだ。取り敢えずは柔軟体操を教えるから、2人共してくれる?」
と聞いてきた。2人は元気良く返事をし、副部長に教わりながら柔軟体操をしていった。
副部長からは、柔軟体操しながら質問され、名前、クラス、身長、体重、大体の身体のサイズ等を言った。
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