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さて。学生であるからには、試験は付き物だろう。
この学院も例外無くテスト地獄が待っている。
ただ、学院では前期と後期に別れている為に、毎月月末に軽く月内に学んだ範囲で月末テストを生徒達を待っていた。
部内では、全員50番以内に入ってる事が条件で、50番以下なら大会には出れない。
綾人と涼も、漏れ無く苦しんでいた。
まぁ、最も1年生は慣れてないのもあるだろうが。
「ひーん(TT) 涼ぉ~、此処分からんー」
「どれ? あぁ、此処は………。分かった?」
「何とか………(-""-;)」
「俺も此処分からん」
「え? 涼は古文やってたの?( ´△`)」
「そう。お前は文系じゃん?俺は理数系だから、お互いに分からない所を聞けば、月末テスト楽じゃん」
「……。そうだね。確かに」
学院では寮生活だから、部屋では月末テスト勉強が行われていた。
寮内部は3LDKのマンションタイプで、部屋内の玄関に入れば、右側にドア2箇所。其々トイレと風呂である。
バスルームの脱衣場には、洗濯機が置ける。
尚、洗濯機は寮の備品で、壊れたら寮の管理人に言うか、自分達で購入する事になっている。
左側には6畳程の部屋があり、左右には棚がある。
これは個人の部屋にクローゼットはあるが、少々小さくて、部屋に入りきらない荷物を置ける様になっている。
玄関から真っ直ぐ抜ける廊下の先にはドア。
開けたらLDKが広がり、12畳程の部屋が。
ドア入って左にカウンターキッチン、その先にダイニング、続く先にリビング、と言った感じだろうか。
リビングの先に、また2枚のドアが左右にあり、此方が其々の個室がある。
因みに個室は其々6畳程である。
誰も居ない部屋は、ただのフローリングで、ベッドや机は個人で用意しなければならず、親は出費する事が痛いと泣く泣く用意していた。
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