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無事月末テストも終わり、後は待ち受けるのは夏休みだが、その前に休み明けてすぐにある文化祭の話し合いをする事になった。
クラス皆で話し、文化祭実行委員担当が生徒会に案を提出。
催しものが多かったりした場合は、担当がじゃんけんして、負けたクラスは他の案を更に提出。
各学年で決まった数だけしか出来ない為に、皆真剣である。
6クラスしか無いので、例えば喫茶店が3クラスも提出したら、じゃんけんとなるのだ。
C組は自炊出来る人が多い為に、喫茶店に決まったが、どんな感じにするかがなかなか決まらない。
父兄も来るので、皆女装がしたくないのである。
但しC組は可愛い系、綺麗系、美人系と、女装が似合いそうな生徒が多い為に、決まりそうではある。
たって35人しか居ない中で8人位じゃ、微妙ではあるが。
そこに綾人の手が上がる。
「佐伯、何かあるか?」
「うん。逆に執事喫茶はどうなの? 反対派が居るなら、女装喫茶はしない方が良いと思うけどね?」
と言ったが、内心女装したくないので、言った発言である。
密かに綾人の発言力はクラスに影響力がある。
何人かが、おー! だの、あー! だの言った。
半分は決まった様な感じになった。
「では改めて決めよう。多数決にするか。女装は?……。うん。逆に執事は?……。うん。なら執事の方が多いから執事に決めるよ?」
皆がはーい!と返事して、執事喫茶に決まった。
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