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「さてと。取り敢えずはどれだけ出来るか、様子見させてね? じゃあ、こっちから打たせて貰うから、2人は自由に動いてみてね?」
と、先輩が言うと、綾人と涼は返事をし、ラケットを構える。
その構え方は高等部の先輩が頷き、コレで良いのか、と安心した。
先輩が行くよ?と声を掛け、ラケットを構えた。
2人はお互い目線で合図し、先ずは綾人の方にシャトルが打ち込まれた。
すかさず打ち返し、ラリーに発展して行く。
綾人も涼も、一瞬の隙に目線を交わし、4人で軽いラリーを続けて行った。
ある程度分かると、先輩達は一旦休憩時間、と言って、水分補給したり、汗を拭いたり。
その間、先輩達は綾人・涼ペアにどれ位迄は平気か聞き、もう少し本気で打ち合いしても構わないかを聞いた。
10分程休み、またラリーを続けて行く。
が、先程よりも試合形式的な打ち合いになっている。
このままだと、ずうっとラリーしたままになってしまう為に、先輩達がまた休憩を言い出す。
「佐伯達、やるねぇ。かなり実践的だし。このまま即戦力になっていくよ?」
と言われる。
綾人は思い当たる節があり
「多分2年のゆーちゃん先輩達がしごいてくれてるからだと思います。かなりスパルタ式だし!(笑)」
と言って、涼も頷く。
「ゆーちゃん先輩?それ、誰だっけ?」
と聞かれ、涼が
「如月 佑月先輩と佐藤 恭介先輩です。ほら、隣のコートの・・・」
と指差しして、ソチラを確認する。
そっちを見た先輩達は
「あー、あの2人かぁ! なら納得だわ!」
と笑う。
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