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少し大きめの洗面台。
汚れ一つ無く綺麗だ。
俺は水を出し顔を思いっきり洗った。
まだ額に高宮さんの手の感触が残っている。
はぁー。
高宮さんに迷惑かけちゃったな…。
俺は顔を洗い、高宮さんのいる所へと向かった。
広いキッチンに、ダイニングテーブル。
ソファーにテレビ。
黒と白で統一された部屋は、無駄なものがなく綺麗だ。
ダイニングテーブルには二人分の朝ご飯が置かれている。
「食べよう。ほら座って」
立ったままテーブルの料理を見ていた俺にそう声をかけた高宮さんは、椅子を引いて俺を座らせた。
雑穀ご飯に具沢山の味噌汁、鮭の切り身に卵焼き、ほうれん草のおひたしと、まさに理想的な朝ご飯が並んでいる。
「これ、高宮さんが作ったんですよね?」
向かいに座った高宮さん。
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