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瞳も綺麗な色だよな。
カラコンとかつけてる感じじゃないけど、裸眼でこの色なのかな。
綺麗なヘーゼル色の瞳が、じっと此方を見詰めている。
「……頑張って呼びます」
俺は見詰められているのが恥ずかしくなり、視線を下に向け小さい声で答えた。
「嬉しいよ」
耳にすーっと入ってくる高宮さんの声に少しばかり色気が加わり、一気に声音が甘い感じになった。
きっと今俺の顔は真っ赤になっているはず。
こんな、こんな、声聞いたら照れちゃうに決まっている。
高宮さんはそんな俺の姿を見てにこにこしている。
「ご飯食べましょう」
俺は誤魔化すため、箸を手にした。
「ふふ。そうだね」
そんな俺を見てまた笑っている。
俺は恥ずかしくて、「いただきます」と呟き、朝ご飯を食べ始める。
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