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日「はっ、はっ……ッ」
影山って人足速すぎ!!
なんなんだよ!!
影「まちやがれ!」
日「ッ…はっ、つ、かまるもんか!」ボソッ
俺は必死に走った
あ、もうすぐ菅さん達のいるところにつく!
あそこの角だ!
影「クソッ…」
日「も、すこし!……っ!」
俺は曲がる瞬間誰かに当たった
?「あ、見つけた」
聞いたことのある声だった
俺は前を見てみると
日「ひっ…」
影山の仲間と思われる人だった
大「やっぱりこっちの方が早かったな」
金「…影山」
影「…」
日「……ッ」
もう少しだったのに
なんでっ…このままじゃ殺される
岩「…影山お前は自分勝手すぎだ」
影「…すいません」
大「それと君…」
俺は指をさされた
日「!…な、なんですか」
大「影山が追っかけたのは悪かったけど
君は見ちゃったからね」
…あの時と同じだ
やだ……やだやだやだやだやだやだやだ
怖い…もういないんだ…俺を守ってくれる人も
どうしたらいいんだよ
金「おい、なんか言えよ!」
日「…」
……頭が痛い
めまいがする…記憶が戻ってくる
怖い…
岩「おい?」
日「……や、やだっ」
影「は?」
日「俺……あの人たちみたいに殺されるんですか…」
俺は突然口からでてしまった
影「…あぁ……殺す」
日「!…」
影山の手にはナイフが握ってあった
血も少しついていたんだ
見た瞬間やばいと思った
日「ッ…あ、ゲホッ、あぁぁ!ゲホッゴホゴホッ
っ、あ、あぅあ、ゲホッゴホッ」
俺に急な吐き気がきた
大「お、おい!大丈夫か?」
その人が俺に触れようとした瞬間
日「ッ……?」
菅「…日向大丈夫か?」
その人が倒れていた
菅さんが殴ったらしい
そっか…菅さん暗殺の…
金「だ、大地さん!!」
岩「気絶してるだけだ……お前」
菅「…」
菅さんの次に及川さんも来た
及「あのさぁ…お前ら何してんの?
俺達の仲間に手をだそうとしてたよね?
特にそこのナイフもってるやつ」
影「!」
国「日向大丈夫?」
日「ヒュー…ゲホッ、ハァハァ……う、ん…ごめん…国見」
国「別に」
大「ッ…痛かったな…」
影「どうしますか?」
岩「…ここでやっても意味ないだろ」
金「…そうですね」
大「…おう」
菅「逃げるのか?」
及「逃がすわけないけど」
国「…日向の記憶を戻させやがって…いい加減にしろ」
影「記憶?」
国「……チッ」
金「き、記憶ってなんだよ!」
国「それは…及「国見ちゃん」及川さん?」
及「こんな奴らに言わなくていいから
言っても意味ないよ……こんなやつには分からない」
菅「…そうだべ」
日「…ッ」
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