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大胆な君が可愛くて1
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佑真には驚かされてばかりだ…
恥ずかしがっていたかと思ったらいきなり大胆になって、俺を煽るだけ煽ってイッてしまった。
しかしそれは本人も一緒のようで、言葉を無くして放心している。
とりあえずベトベトになった手を洗いに立って、そのままタオルを濡らして持ってくる。
ちょっと冷たかっただろうか。
タオルで彼の中心を包んでやるとビクンと身体が跳ねた。
「あ…俺…」
それでもまだ現状を把握しきれていないのか焦点の定まらない目で俺を見つめ、されるがままになっている。
一通りキレイにして改めて向き合うとその瞳にはキラキラと光る液体が揺れていた。
「ごめ…ッ、、…」
くしゃりと顔が歪んだかと思えば液体は光の粒になってポロポロとこぼれ落ちていく。
綺麗だな…なんて柄にもなく思いながら俺は無意識に佑真を抱き締めていた。
何故だかわからない。
けれどそんな彼をとても愛おしく感じていた。
それは俺にも母性本能というものがまだ残っていたからなのか、ただ佑真のギャップに動揺しているだけのことなのか…
どちらにしても今は佑真を目の前にしているだけで頬が緩んでしまうのをどうすることもできなかった。
まったくらしくないな…
らしくない。
「俺…何が、、なんだか…わからなくって…」
震える肩を抱きながら頭をよしよしと撫でてやる。
「今までもこういうことはあった?」
佑真が腕の中でふるふると首を振る。
「こんなの、初めて…人前で、、あんな…っ///」
どうやら原因は本人もわからないらしい。
「それじゃあ気にすることはない。大胆な佑真も可愛かった」
わざと耳元で囁いてやれば、ボッと音が聞こえてきそうな程一気に顔が赤く染まる。
そんな反応が一々可愛らしい。
涙も拭いてやり呼吸を整えると、何となく続きをする気も失せて、とりあえずパンツを履くように言い身体を離してやった。
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