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涼の手が頭から離れ、口の中から涼のが出ていく。
体は力が入らなくてはふはふと浅い呼吸を繰り返していると、ぐい、と涼に髪を引っ張られた。
「は、ぅ゛…?」
「可愛いワンコにご褒美」
「んっ、ふぅ…」
ちゅっ、と触れるだけのキスをした後、口の中に入ってくる涼の舌。
フェラの後は苦いから苦手だと言っていたのに、してくれたのが嬉しくて必死に舌を絡めた。
尻尾、本物だったら多分今揺れてる。
「ん…、昴流?ぎゅーしないの?」
「…して良いの…?」
フェラする時手を使っちゃあ駄目って言われたから『ペットプレイ』ってそう言うものなんだと思って、抱き締めたいのを我慢していたんだけど…そう聞いてくるって事は良いんだろうか。
「駄目、って言いたいところだけど…。ふふっ、昴流は甘えたなワンコだから良いよ」
「!ん…っ」
「…うおっ、くく…っ」
涼に許可を貰えて、本当に犬みたいに涼に飛び付いた。
それを受け止めると涼はクスクスと笑いながら俺の頭を撫でた。
「可愛いなあ…」
「ふ、ぁ…っ?!」
「ふふ、今日は優しく可愛がってあげる。ワンちゃん」
俺の腰に手を回し、ごろん、とベットに寝かせてその上に覆い被さると、俺の頬を撫でて微笑んだ。
「…ククッ、嗚呼…。下着に染みできちゃってる」
「…あ、ん……っ、や…見ないで…」
本来薄ピンク色の生地の色が、濃くなっている部分の中心をくりくりと指で擦りながら、マジマジと見られる。
恥ずかしくて足を閉じるが、涼の手によって再び開かされた。
「すーばる?どうしてこんなことになってんの?何が気持ちよかったの?フェラ?ローター?」
「ん、ゃ…、わかんな…っ」
「分からないこと無いでしょ?昴流が1番分かってる筈でしょ」
「ほん、とにわかんない…っ」
何で下着がこんなに濡れてんのか。
何のせいで濡れてるのか。
まるで原因が"1つ"みたいな言い方だ。
「ぜ、んぶ…っ」
全部、気持ち良かった。涼にされることなら、涼からもらう刺激なら全部気持ち良い。玩具も、涼が側に居てくれるから怖くなかったし、気持ち良かった。
全部気持ち良かったから俺、もうこんなになってるのに…。1つに、なんて絞ることできない。
「…やっば……、そう来たか」
「りょ、う…?」
「お前、反則。…あー、もう…ちょっと待って」
「……?」
何故か涼が頭を抱えて固まってしまった。…頭痛い?…って訳じゃ無さそうだし、どうしたんだろう。
「大丈夫?」
「…大丈夫じゃない。可愛い無理」
「ふあ?!」
「1分。1分待って」
「う、うん…?」
涼に抱き枕のように抱き締められる。
えっと…1分この状態で待てば良いの…?
「うん、良し。続きしよっか」
ぽふぽふと涼の頭を撫でていると、復活したのか、ばっ、と俺の肩に埋めていた顔を上げた。
復活したのが1分ではなくてその倍以上かかったのはここだけの話。
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