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にこにこして俺が下を脱ぐのを待っている涼。
いかにも期待してますって顔をされると脱ぎ辛いんだけど、この変態はお構いなしだ。
穿いていたボクサーパンツに右手の人さし指を引っかけて、腰を浮かし、尻下までずらすと右足から順に脱いでいく。
「すーばる。足開いてごらん?」
「え…や…っ、それははずかし…ぃ…」
「して欲しいな。じゃないと昴流のえっちな所ちゃんと見れないじゃん」
横になっている体を仰向けにし、カメラにちゃんと映るように足を開けと要求される。そこまで大胆になることなんて俺には無理でぶんぶんと顔を横に振る。
「…んー、じゃあ電話でしたときみたいに実況してくれんならそのままで良いよ」
「やっ、やだ…っ」
「どっちかな?」
拒否する俺に与えられた究極の選択肢。
実況、つまり自分がしていることをカメラに、涼に向かって説明しないといけない。
電話越し…だからまだマシだったけれど、それが記録に残ると思ったら、やりたくない。
どっちか、って言われたらそりゃあどっちもやりたくないけど…。
「ん……」
ゆっくりと涼の服の裾を引っ張って前を隠しながら足を開いた。
「こら、服で隠さない」
「…あぅ…」
「すーばーるー」
恥ずかしいのを堪えて頑張ったけど、涼が満足してくれる領域にはどうやら達していないらしい。
服を退けろと言われるがこればかりは出来なくて、裾を握っていた手に力が入る。
「…もう。俺の服引っ張んの可愛いし、昴流の生足強調されてえっちだけどだーめ」
「うわ…っ?!」
あくまで撮るのは俺1人。撮影者、と言う立場であり続けた涼が、ビデオを切らずにこちらに来、俺が寝転がるベットに腰を下ろす。
そしてシャツを引っ張っていた手を退かして、シャツをお腹の辺りまで捲った。
「ぁ…や…っりょおっ」
「こら、足閉じない」
「うー…」
丸見えになった隠していた部分がレンズに反射し、映される。
咄嗟に内ももに力を入れ、足を閉じるも涼の手によって再び開かされた。
嫌だと目の前にある涼の足に擦り寄って視線を送ってみるが、こんなことで涼が止めてくれる訳もなく。
「やっば…潤んだ目で上目使いとか超可愛い」
…とか言って。逆に興奮させてしまうだけならしい。
「昴流、カメラのことは忘れてえっちな姿俺に見せて?」
「むっ、むり…」
「えー…、あ、じゃあ俺も出すから。それなら恥ずかしくないでしょ?」
良いことを思い付いたとでも言いた気な言い方でそう言って、顔色ひとつ変えずに、スエットからまだ反応していないソレの顔を出させる。
1人じゃなければ大丈夫ってあれを涼は言いたいんだろうが、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「昴流、前も出来たんだから大丈夫。俺だけを見てて?そうしたらカメラなんて気にならないから」
「っんゃ…」
涼の手が胸板を撫で、乳首を掠める。
俺の抵抗を無くすようにゆっくりと、優しくその指が身体中を這い、少しずつ愛撫の方へ意識が傾いていく。
「は…ぁ…んっ…や…」
「ほら昴流、咥えながら自分の扱いて?」
「ん…ぁ…?りょ、ぉの…?」
「そう。出来る?」
カメラのことなんて頭の隅に追いやられ、撮られてるって抵抗感が薄まってきた頃にそれを見計らって涼が俺の唇に自身のを近付ける。
「出来る?」とは言っているが、声はして欲しいと言っているようなもんだ。
「りょーの、するのだけじゃだめ…?」
「可愛いけど駄目」
「う…」
薄まってきたとは言え羞恥はまだあって、妥協を乞う。まぁ、その答えは分かりきってはいたけど「No.」だ。
「しないなら亀頭責めして潮吹きな。どう?」
「えっ…?!」
「したいの?あれ昴流すっごい気持ち良さそうだったもんね」
「や…っ!駄目!」
恥ずかしさから動こうとしない俺にまたしても出された選択肢。しかも出来れば嘘だと思いたい奴の。俺のに伸びる涼の手が本気なんだと教えてくれて、咄嗟に涼の手を握って阻止した。
あんまり、あれはしたくない。気持ち良いけどずっと先端さわれるの気持ちよすぎておかしくなっちゃいそうだし…。した後びしょびしょになるの恥ずかしい。
それを記録されるのと、自分でやるのを撮られるのか。この選択肢ならまだ、後者の方がましだ。
恥ずかしくて出来ない行為のさらに恥ずかしい行為を要求し、天秤にかけさせる。本当狡い大人だ。
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