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ここまで涼が俺に手を出してこず俺の好きにさせるのは初めてで、俺にされるがままで時々擽ったそうに体をぴくんって震わせる涼は可愛らしくて胸がきゅんってする。まぁ、余裕そうな顔はちょっとムカつくけど。
「……む…?」
服越しにキスしていたのを止めて、直に涼の体温に触れたくてトレーナーを脱がそうとするも上手くいかなくて、胸の辺りまでしか捲ること出来ない。涼は簡単にやってのけるのに何でだろう。…慣れ?
「…嗚呼、服脱がせたかった?ふふ、やっぱ俺が脱いだ方が良いんじゃん」
「…良いし脱がなくて」
涼に脱いでもらうのは負けた気分になるから断って、上半身の肌を露にさせるのは諦めて胸の辺りまで服を捲ってそこを撫でる。
くっきりと付いてる筋肉は男らしくて、ちょっと羨ましい。
上から下へと涼の体に指を這わすとその筋肉で作られたラインをなぞるようにして肌に唇を重ねてみる。
正直、これが甘えれているのかは分からない。でも自分からは恥ずかしくてようしないけど、涼にするキスは頭がふわふわして、胸の奥が温かくなるから好きで、ずっとしていたい気分になる。
「ん…っ、昴流キスしてばっかじゃん」
「あ…、ご、ごめ…」
涼にそう言われて、キスするのを止めて頭を上げる。俺はずっとしてたいけど、涼の方はキスだけじゃあただ焦れったい…?だけ、だよな。
「嗚呼…、先をしろって言ってるんじゃないからしょんぼりしないで?キス好きだなって思っただけだよ」
「い…嫌、だった…?」
「そんな訳ないだろ。俺が好きって気持ちが凄ぇ伝わってくる」
「ンぁ…っ?」
「ほら俺の、キスされるだけでもう限界」
今までやると言ったら俺の頭を撫でてくるだけだった涼が腰に手を回してきて自身のを当ててくる。それは確かに限界だとでも言うように存在を主張していて。
涼が、涼と比べたら拙いキスにこうなってくれてるのが嬉しかった。それと共に体の芯の方からじわじわと熱くなっていくのを感じた。
「…っ、」
「つらい…?」
手を下へと伸ばし、涼のを撫でる。聞くまでもなく張り詰めているソレは辛いだろう。
そう思ったら自然に顔は胴にではなく局部の方へ向かった。
スエットの上から撫で、ソレの存在をもう1度確認したら、スエットに手をかけて足の付け根辺りまで降ろす。下着の上からでも分かるその形。俺のよりも大きくて、存在感のあるモノ。
股上の浅い下着から先端が覗いてしまいそうな位に反応してる。たったあのキスだけで。そう思ったらごくりと生唾を飲み飲んでいた。俺も涼にあてられて既に体は熱ってた。
下着をずらして性器を取り出すと溜めた唾液を寄せた舌で全体を舐めて濡らしていく。
涼が痛くならないように、満遍なく濡らしたら手で包んで上下に擦ったり、余ってる部分を舌先で愛撫する。
「ん…、良いよ。上手…っ」
よしよしして俺を褒めてくる涼。その余裕はいつまで続くんだよと思いながら視線だけ涼の顔の方へと向け、心臓が跳ねた。
涼の顔にそんなものは何処にも映っておらず、眉間に皺を寄せ、切なそうにしながら薄く空いた唇から吐息を漏らしていた。なんとか言葉だけは装えてる、そんな感じだ。
「…昴流、可愛い視線送ってこられるとちょっと…」
「あわ…っ?!」
涼の顔に現れる変化を観察していたら、涼が苦笑いして俺の目を自身の手で覆い隠してきた。
大きい手には隙間ひとつなく、視界は真っ黒になってしまう。そんなに見られんの嫌だったのかな。恥ずかしいとか…?
恥ずかしい?え、恥ずかしい…?!
挑戦して失敗に終わったあれが見れるかも…?
恥ずかしがってる涼…見たい。見れるんなら見たい。
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