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「で、も」
「っ、ぴ…?!」
「余裕ないときに煽るのは感心しないな」
ふ、と笑った涼。その直後に、思いっきり腰を打ち付けられた。
そんで、髪を艶やかにかきあげたそいつの顔を恐る恐る見てみると、先までの笑顔とは一転。ニイ、と口角を上げて笑う涼を見て、さぁっと頭が真っ白になった。あ、これ、やばい奴。2回目はしない方がよかった?良かったな、うん。
「りょ、あの……っひぅ゛?!」
「…煽ったのはお前だぞ?昴流」
何とかしてSのスイッチをオフにしようとしたが、それよりも前に涼の手が、俺の胸についていたピアスを思いっきり引っ張った。それはもう、ちぎれるんじゃないかって位に。それと同時に涼の腰は動き出すし。
胸がじんじんして、でも下の方は快感を与えられて。頭が段々と麻痺していって、痛みすら気持ち良いと錯覚しそうになる。
「や、っぁ…あ、ん…ッ、ちく、び…っぃ…!」
「嫌?好きでしょここ。引っ張ったら俺の、すっごい締め付けてくるのに」
「い゛、あ…っああァ、ぁっ、ッ゛」
一緒に弄られたら頭がおかしくなりそうで、とりあえず胸を触るのは止めてもらうよう頼んでみるが、却下され、また引っ張られた。痛みが引いてないのにまた引っ張られて、生理的な涙が零れてくる。
そうしたら、今度は優しく捏ねてきて、先までの刺激で敏感になっているそこは、痛みを感じながらも快感を得てしまう。
「っひ…?!ぁ、や…っや…っ!」
「…もう、逃げない」
性器に、何か当たってそっちの方を見ると、涼が握ろうとしているところで、思わず後ずさってしまった。だって、胸も触られて、涼のも挿れられて。もう一杯一杯なのに、これ以上の刺激は怖かった。
…まぁ、ベットでの逃げれる範囲なんてたかが知れてるけど。
「何で逃げんの」
結局、涼に捕まってしまい、けれどかといって俺のに触ろうとはせずに何が駄目だったのかを聞いてきた。それに俺は「怖いから嫌」だと返す。
「全部、一緒は…や…」
「一緒じゃなければ良いんだ?」
「…ん」
「ふふ、そう。じゃあそうするな。…一緒は嫌ってことはキスは?キスも今日は嫌?」
「ちゅ、ぅ…すんのは…良い」
「…くす、はいはい」
涼はSって言っても俺が嫌だって言ったらそれは絶対にしない。SはSでも嫌がってるところを楽しんでる訳ではない。…あー、琉生は良く分かんない。あれはどうなんだろう。あれも反応楽しんでやってんだろうけど、琉生が許容できる範囲でやってるはずだ…多分?
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