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動画
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帰ってすぐに晴翔のスマホを開き、動画を見る。
そこにはニコニコと笑っている晴翔がいた。
『朝陽。これを観てるって事は僕はもうこの世から居ない。
でも忘れないで。
僕が朝陽を愛していることを。
初めての夜覚えてる?
あの日の朝陽可愛かったなぁ…。
もちろん今もいつでも可愛いけど、
ヤってる時は格別に可愛いよね。
何て言ってる内に朝陽に会いたくなってきた。
朝陽、僕が死んだ後、朝陽を幸せにしてくれる人と恋人になってね。
僕は朝陽以外いらないけど、朝陽は可愛いからきっと色々な男からモテるだろうし、その方が僕的には安心かも。
…とか言ってるけど本当は朝陽が他の男に笑顔を見せてるのも嫌だし、ましてや他の男と付き合うなんて…考えただけでイライラする。けど、仕方ないよね。
こんな可愛い恋人を置いていくのだから、僕には何も言えない。
だから朝陽。僕が朝陽の前から消えたら残りの人生自由にしてね。
ごめん、朝陽。
僕の恋人で居てくれてありがとう。
愛してる、朝陽。』
そこで動画は終わった。
「…はるとの…ばッ…かぁ…な、で…そんなこと…いうの……おれには…はる…し、かない…のにぃ…ヒック…さびし、くなるじゃん…かぁ…」
久しぶりに晴翔の姿を見て嬉しいと思っていた気持ちは何処へ行ったのだろう。
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