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中島の発言に疑問を持ちながらもホットケーキを3人で食べ、3人で片付け、3人でダラダラする。
...いや待て。
こんなダラダラしている暇があったらシロの父親の事を調べろってんだ。
幸「中島。
お前シロの父さんの事調べてこい。」
中「...絶対やだ...
それ俺に死にに行けって言ってるようなもんじゃないっすか!」
幸「大丈夫だ。
お前なら地獄に落ちても這い上がってこれる。」
中「何故に確信?
俺一応人間ですよ。」
幸「知ってる。」
中「じゃあむり。
やだやだやだやだ。
俺死にたくないもん。
大金積まれても嫌ですよ。
死んだら金があっても使えないし。」
幸「ったく......使えねぇな。」
中「俺パシリじゃ無いんで。」
しょうがないと思いスマホを取り出し電話をかける
幸「あーすいません明永探偵事務所ですか?」
中「流石金持ち...。」
幸「明日家に来てくれるって」
中「良かったですね...w」
幸「まだこいつを外には出したくないしな。」
中「まぁ歩く事も一苦労ですしね。」
俺の膝の上に頭を載せて寝ているシロ
本当に綺麗なのも良し悪しっていうか......何だかなぁ...。
アルビノって事で結構親子で苦労した事もあったんだろうか...
でも、虐待は流石にだめだよな...
幸「アルビノってなんかあんのか?」
中「なんか?
なんかってなんですか?」
幸「なんか特徴とか。」
中「特徴...白い事。」
幸「そりゃ見ればわかるよ。」
中「まぁ俺も人間のアルビノ見るのは初めてですけど、綺麗なんでそれなりに勉強はしましたよ。
えっとですねー」
中島が説明してくれた事
非症候型眼皮膚白皮症と言って色素が働かない
アルビノには目にだけ出る人や軽い人重い人がいるらしい
シロはその中で重い方に入るという事
そしてシロの年齢から察するに「チロジナーゼ陰性型」
成長しても色素は出てこない方
なので季節関係なく紫外線予防などが必要との事
それにアルビノは少しの光でも眩しいと感じてしまったり視力が低下してる人が多いから検査をした方がいいと言われた
そういう人専用のカラーコンタクトもあるようだがまだ早いかもしれないとの事
もちろん眉毛、まつ毛、体毛その他もろもろ白い事
まれに温度を感知して体毛だけ濃い事があるようだがシロは見事に真っ白なのでその可能性は無いとのこと
アルビノの目の事もシロの目は赤いがこれは本当に不思議との事
動物のアルビノは目が赤いのが主流だが人間のアルビノは光の加減で色が変わったり青や緑、すみれ色が普通らしい
アルビノの障がいの事
知能、身体障がいは基本的には無い
「アルビノは短命」と言われることが多いけどそれは間違い
ただその白さゆえに皮膚ガンになる事があるので紫外線には本当に注意が必要。
教えられたのはこのくらい
中「だいたいこれで全部ですかね
だから窓とかにも紫外線カットのシートを貼ったり外に出る時は日焼け止めが必要です。」
幸「大変なんだな。
今度紫外線対策のやつ買って来ないとな。」
中「ちなみにそのアルビノを活かした仕事をしている人とかいるんですよ」
幸「あー知ってる。
外国の女の子だろモデルやってるっていう」
まぁ有名だし。
俺も見た事ある。
中「知ってるんですねw
この仕事なら白夜くん綺麗な顔してるし行けると思うんですよねー
先輩も学生時代モデルやってたみたいだし?」
幸「そんなにいいもんでもねぇぞ。
女にはベタベタベタベタ触られるし」
中「...先輩それ一部の人に恨まれますよ俺とか」
幸「だぁってろ。」
モデルねー...
まぁ年齢的にはジュノンとかそっちだろうが。
身長的にジュニアだろ。
コイツ。
てかモデルとか怖くてさせられねぇ。
中「なに百面相してんすかww」
幸「だまっとれ。」
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