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71 アブ編
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-アブ視点-
耳鳴りが治まって前を見た瞬間
『何なのこいつ。ど真ん中で立ち止まるなよ』
『あーマジこいつ面倒臭いわ。』
『あんなヤツ死んじまえよ』
僕の耳に入ってきたのは暴言だった
でも誰も口を開いていない
僕は耳を塞ぐ
でも声は小さくならず、ずっと耳の奥まで聞こえる
そんなっ……
そんなはずない!!!
大人はっ……!大人はっ……!!!
僕はその場から逃げた
居たくないし、聞きたくなかったから……
****
家に着いて数時間後、父さんと母さんが帰ってきた
僕はテレビを見ても、絵本を読んでも楽しくなかった
ア「あ、ただいま……」
帰ってきた父さんと母さんに声をかける
父さんと母さんは「うん」と返事を返してくれた
・・・父さんと母さんは俺の味方だよね?
俺を、見捨てないよね……?
『なんでこんな子生んでしまったんだろう……』
『どっかに置いてきて殺してやろうか』
・・・え?
耳に入ってきたのは確実に父さんと母さんの声
僕はその言葉で確信した
僕は……愛されてなかったって
――――――――――
はい!どうも!みやかです!!!
えー、ごめんなさい!
色々あり、短くなってしまいました!
すみません!!!
次回が重要になってしまった……
次回伸ばします!
では!次回!!!
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