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2 -06-【sideシルフ】
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たく、なんだよ!空気くそ甘い。つか何なのお前ら付き合ってんの?俺聞いてねぇよ!
まぁどう見ても付き合ってるって感じじゃなさそうだけど
てか、エルとからまだ気持ちに気づいてねんじゃね?
いや、んなのどうでもいい
こっちは恋人と離れてて寂しいし欲求不満だってのにいじめかこの野郎!
俺をいじめていいのはアサンだけなんだよばぁか、だいたいアサンがいないのが悪い
早くかえって来いよ.....寂しんだよ...
「シルフ?どうしたんだ?」
「っ....あ、いや何でもねぇよ。てか腹へった飯だ飯!」
「はぁ~?!」
エルに心配かけるようじゃ駄目だな、とりあえず久しぶりに会ったしアスタもいい奴そうだし
今は忘れるか、そう思ってさっさとエルの家に向かえばエルが俺にキャッキャッと噛みついてくる
おうおう、可愛い可愛いと宥めてるのにさらに怒ってくる理解できん笑
アスタはあまり話す方じゃないのか俺とエルのやり取りを見つめて笑ってる
なんか不思議な奴だな?てか、あんな奴みたことねぇけどどこの奴だ?
「なぁ、アスタ」
いきなり呼び捨てだけどまぁ良いだろ、俺が声をかけるとなんだ?と普通に返してくる
俺がお前何処の奴なんだ、と聞けば顔色が曇ってエルの方を見た、何か悪いこと聞いちゃった感じ?
少し不安に思ってるとアスタは苦く笑って村から来たと言う
一瞬村?と疑問に思って1つの答えが出た
「え、もしかしてお前人間なの?」
そう聞けば、そうだと頷き驚いたか?と聞いてくる。いや驚いてるよ、俺ドッキリとか大丈夫な質だけどこれはもう吃驚。人間は俺らを恐れてると聞いたことがあった、なのに全然大丈夫みたいだ
一応怖くねぇ?って聞くと人間の方が怖いと言い、お前は?と聞いてきた
だから俺は怖くねぇよっと言ってやる、するとアスタは嬉しそうに微笑んだ
優しさが溢れて出るその笑みに不覚にもきゅんっと来てしまった
うん、アサンが知ったら怒るだろうな言わないけど...
それから色々話しアスタがいい奴だってのが分かった頃にエルの家についた
最近会った奴と一緒に住んでると聞いたときは心配したがこいつなら大丈夫だと安心し
俺はエルの家に入っていった
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