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2 -08-
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「シルフ?」
「え、あぁ。わりぃ」
「どうかしたか?」
「いやぁな、お前らみてたら恋人に会いたくなった」
「俺らみて?...ってお前恋人いたのか」
「まぁな、すげぇイケメンなんだぜ?」
「イケメン?って男か」
「ああ....っ引いたか?」
俺の言葉に頷くと少し不安げに聞いてくる、男同士だってのは驚いたけど
だからと言って引くなんてありえない
シルフがいい奴ってことも知ってるしそんなシルフが選んだ奴ならだきっとそいつもいい奴なんだろ
だから、引かねぇよとシルフに言えば嬉しそうにお前いい奴だなっと言われた
「シルフな恋人の前だとデレデレになんだぜ!」
「うるせぇよ!お前もデレデレしてんだろ、アスタに」
「なっ!」
「はぁ、いいな。イチャイチャ出来て?こっちは最近全然会えねぇんだかな!」
「い、イチャイチャなんてしてねぇ!だいたい恋人じゃ「はぁぁぁぁ!アサンに会いてぇ!!!!」
エルの反応にわざとらしい大きいため息を吐くと机に叫び顔を突っ伏す
アサン?ってのが恋人なのだろう
「あれ?でもシルフ」
余程ツラいのか泣きそうなほど沈んでるシルフにエルが何かを思い出したかのように話しかける
そんなエルに返事をする気もないのか目だけをこっちに向ける
「アサンって帰ってくんだよな?」
「ん...」
「それさ、今日じゃね?」
「はぁ?そんなわけ...........」
「シル「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
エルの言葉に固まるシルフだったが本当に今日だったらしく叫んだと思うと
顔を赤くして青くしてオロオロしてとエルみたいな反応をしてガタッ!と席を立ち急いで玄関にいく
「わりぃ!帰るな!飯うまかった!ありがと、またな!!!」
早口で話し終わると羽根をだし嵐のようにとんでいきもう見えなくなってしまった
あまりの早さに吃驚しているとエルが流石風の妖精、と呟く
その言葉に俺もそうだな、と頷くとお互い顔を合わせクスリと笑いあった
「今度遊ぶときに今日のことからかってやろうな!」
「いや、それはやめた方が....」
「ん?」
「んー、なんでもねぇよ」
エルが首を傾げているが言わない
からかったりしたらエルが仕返しされるのは目に見えてるがシルフの楽しみを取るのは可哀想だ
それにエルが泣いたら俺が慰めればいいし
何て一人で納得してはエルの頭を撫でてやった
急に撫でられたエルは何で撫でられてるのか分からず、キョトンっとしてたのは言うまでもない
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