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「クレルごめんねぇ?」
「いや、お前のが大変だろ?」
「私は慣れてるからね、んじゃお邪魔しました。ほら、ユディオンもルサも帰るのよ!」
「はは、またな」
5時間くらいがたち、辺りは真っ暗になった頃ルサがようやく落ち着いた
ローレがもう帰るね、とルサともう寝てるユディオンを引き取り連れて帰ってくれた
3人の姿が見えなくなると戸を閉めて部屋に戻る、残ったのは俺とスレイの2人だけだ
俺はスレイの隣に腰を落としてまだ残ってる酒を飲む
「やっと帰ったな」
「ああ」
「いやぁ、すげぇ疲れたわ」
「お前何もしてないだろ?w」
「耳は使いました~」
「んじゃ何言ってたか覚えてるか?」
「あー...」
「ふはっ、うそつき w」
「うるせぇよw」
スレイの隣は心地がいい、何時ものように話してふざけて
歩けない時からずっといるせいなのかそうゆう運命なのか、どんなことがあっても
スレイの隣にいると楽しくて落ち着くんだ
ふと、スレイの方をみる。スレイは本に夢中でこっちを見ていないのを良いことに少し観察する
銀色の短い髪の毛が綺麗で、ツンツンした見た目とは違い柔らかいのを知っている
髪と同じ銀色の目はキラキラしたりギラギラしたりスレイみたいに表情豊かなのも知ってる
スッと整ったあの鼻は凄くよくて空気の流れで俺が落ち込んでたりしてもすぐ気付くのを知ってる
そしてあの唇は....
お酒で濡れキラキラとした唇が目に入った時、思わずゴクンッ、と喉を上下させてしまう
とても甘そうで...いや、その唇が、その先の舌が甘いことをよく知ってるから余計に....
その音が聞こえたのかこっちを見てなに?って笑っている、
俺がよくお前のことを知っているようにお前だって俺のこと知ってる癖にそんなことを聞くなんて
ああ、ホントに意地が悪い...
「別に...」
「ふ~ん.....クスッ素直じゃねぇの」
「んっ!....んん」
こうゆう関係になるのも運命だったんだろうか....
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