アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6 -22-
-
クレルが話したくなるまで髪を弄りながら顔や俺がつけた首元にキスを落としながら待つ
暫くしてクレルが顔を上げて口を開いた
「なぁスレイ.....もう怒ってない?」
一瞬何を言われてるか分からなかったが少し考え思い出す
そういや俺怒ってたんだっけな、もうすっかり満足していたので忘れていた
クレルは俺の言葉を不安そうに待っている
「悪い、もう怒ってないから。でも、もう俺以外の前であんま肌だすなよ」
「ん、わかった」
「てか、あの衣装どうしたんだよ」
「あ、あれはレビィがこれの方がいいって出してきて、嫌だっつたんだけどスレイさん喜んでくれるよ!って言うから...」
「は?え、なに。レビィに俺達のことバレてんの?!」
「そうみたいだ」
レビィとはクレルの妹で何かを作るのが得意な子なんだがまさかバレてたなんてな...
てか、一回断ったのに俺が喜ぶって聞いて着たってことだよな...それなのに、あー最悪だよな俺
クレルを強く抱き締めるとごめん、と謝る
「な、何でスレイが謝んだよ」
「俺の為に着てくれたんだろ?」
「っ!」
「ありがと、すげぇ似合ってたよ。綺麗で....だから誰にも見せたくないって思った。わりぃ」
「っ!!!もういいから!」
どうやら恥ずかしかったららしくバシバシと俺の背中を叩くのにそれを止めると
ボソッともうスレイにしか見せないから、何て言ってくる
あ~本当に可愛過ぎだろ!
ひゅ~......ドンッ!
「おー花火、ユディオンのか」
「おー今年も綺麗だけどやっぱり食べ物ばっかだなw」
「だなw」
穏やかに過ごしていると前の方から火の玉が空に打ち上げられ火の絵が一瞬で現れる
綺麗だがお肉だったりパスタだったり焼き鳥だったりパンだったりと誰かさんのだとすぐ分かる
それを笑いながら終わるまで眺め続けた
でも本当はこっそり、クレルの笑う綺麗な顔を見てにやけてたってのは俺だけが知ってればいい
嗚呼ほんと
「すげぇ可愛い」
「ん?何か言ったか?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
100 / 186