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大好きシュガー
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チョロ松はかっこよくはないが、おれの好きな顔をしている。みんな似ていて見分けもつかないほどだけど、おれの好きな顔はチョロ松だけだ。
笑っているチョロ松をみて心が弾んだ。
付き合えたのは本当に奇跡だ。中学のときおれが告白をしていなければずっと付き合えなかっただろう。
いとおしさも、愛しかたも、恋しさも、ときめきも、いっしょにいれる嬉しさも、チョロ松の体温も、ふれ合う心地よさも、心が満たされてく感覚も感じられなかったのだろう。
親不孝なのだろうが、それを失うほうが怖い。親も弟も大切な家族で失うのは怖いけど、チョロ松は特別なのだ。
俺の、ただ一人の恋人だから。
そのただ一人の恋人との思い出をふりかえってみようと思う。
おれの片思い時代から、付き合うまでを。
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