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ひとつ、報われる 2
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前におそ松兄さんに、カラ松兄さんが好きだと告白した。
おそ松兄さんは引くことなく、普通に話してくれたし、応援もしてくれた。逆に、いつも通りすぎて、皆に何か言ってないかと思ったが、何もいってないらしい。
「最近、おそ松兄さんの夢見が悪そうなんだけど。」
「え?なんで?」
「僕が聞きたいくらいだよ。…行かないでとか、やだとかいってる。」
「…僕が聞こうか?」
「うん。お願い。」
あのおそ松兄さんが、もし僕のことを本気で気持ちわるがってたら…。
なんて思ったが、行かないでっていってる辺りで、僕のことではないと思い、OKした。
******
僕はまた、うなされているおそ松兄さんを起こして、ファストフード店にいった。
席があいてなくて、外でいく宛もないまま歩いている。
「最近夢見が悪いみたいだけど、なんの夢?」
「…おれの好きな人が恋愛相談してきて、ソイツの好きなやつがおれの知り合いで、おれの好きな人のことが好きって夢。」
「ふーん。」
本気で言っているのか、冗談で言っているのか分からなかったけど、何時もと少し違うと思った。
多分、これは事実なのだろう。
「好きな人って誰?僕も聞いてもらってるし、言ってよ。誰にも言わない。」
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