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「トド松。」
「は?」
…何を言い出すのだろう。聞き間違いだろうか。
それとも、偶然名前が同じなのだろう。
「…松野家六男、松野トド松。」
いや、男だ。しかも兄弟。
ホモに偏見?あるに決まってる。
しかも同じ顔ときた。ナルシストっぽい。でも、おそ松くんは違いがあると言う。
私にはわからないけれど。
「引いた?」
「引いてないと言ったら、嘘になるわ。」
「だよねえ。ど~しよ。」
「どうしたいの?」
「本当、どうしたいんだろ」
相当参っているそうだ。
誰のうじうじする姿でも見たくない。
面倒だし、私にはあわない。
「おそ松くんらしくないわね。」
「ははっ…。そうかな?おれはこんなだよ?」
「違うわ。私の知ってるおそ松くんは、バカで後先考えずに行動できる、少6メンタルのおそ松くんよ。」
「…それは、告白しろってこと?」
「…何も、そこまで言ってないわよ。」
望みが薄い。むやみに協力は出来ない。
トド松くんは、女友達が多いタイプで、冷たい面もあるから、告白して、は?悪いけど無理。…とか言いそう。
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