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いつか、必ず
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タケル「なぁ、ゲイってどう思う?」
いきなり何だよ
マサト「どうって?」
タケル「キモいと思うかそうじゃないか」
そんな話するなよ…
マサト「俺はなんとも思わないよ」
タケル「え!?何で?男が男を好きになるんだぜ?おかしいだろ」
俺的には普通の事が、普通の人から見たらそれは普通じゃない事であって
マサト「そうか?」
タケル「だって、男は女を好きになるものだろう?」
俺的には普通じゃ無い事が、普通の人からしたら普通なのだ
マサト「そんなの人それぞれだろ?」
タケル「お前、もしかして俺の事、好きだったりする?」
好きだよ
マサト「友達としてはな」
ずっと言いたかったんだ
タケル「俺が聞きたかったのはそういう事じゃない!俺の事、愛してる?」
この気持ち、どうしても伝えたい!
マサト「それは無い!」
いつか、必ず!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺たちは親友で、今は部屋でのんびりお酒を飲んでいる
タケル「だよなwいや〜俺ら仲良いじゃん?」
マサト「うん」
とても仲が良いと思うよ
タケル「スゲェ仲良いじゃん?」
マサト「1日ずっと2人で遊んで、そのまま宅飲みしちゃう位な」
まるでデートの様だ
タケル「俺はそれでいいと思うんだよ」
悪い要素なんて1つも無い
タケル「でもダメなんだよ!」
マサト「え?何が?w」
何が悪いと言うのだ!
タケル「俺らゲイだって噂が流れてるんだよ!」
マサト「え?どうして?」
理由は分かってる
・いつも2人ワンセット
・なんでもシェアする
・彼女がどちらもいない
タケル「俺ら、仲良すぎるんだよ」
マサト「あ〜」
タケル「俺ら2人でワンセットって思われてるじゃん?」
マサト「うん」
それもう言った
タケル「ジュースとかアイスとかなんでもシェアするじゃん?」
マサト「うん」
それももう言った
タケル「俺ら彼女いないじゃん」
マサト「あ〜だから」
もう言ってるんだってそれ!!
タケル「俺ら親友じゃん!」
なんか必死だな〜w
タケル「俺らゲイじゃ無いんだよ!」
残念ながら俺はゲイだ
マサト「思わせときゃ良いんだよそんなの」
ゲイの何が悪い!
タケル「でも〜」
マサト「じゃあ、俺ら遊ぶの止めるか?」
それは絶対に
タケル「嫌だ」
マサト「だろ?なら気にするなって」
タケル「そうだな…」
気にしてたら疲れるぞ
マサト「そろそろ寝るか?」
タケル「そうだな、もうこんな時間だし…」
現在、午前2時
タケル「そろそろ布団買わないとな〜」
マサト「なんで?」
どうした!
タケル「そしたら一緒に寝なくて良いじゃん」
マサト「もう慣れっこじゃんw」
何回も一緒に寝てるだろ!
タケル「こんなんだからゲイだって言われるんだよ…」
とか言いながら布団広げて入るの待ってるじゃん!
マサト「何度も言ってるじゃん。俺は床で良いって、何処でも寝れるのが俺の特技なんだって」
本当は一緒に寝たい
タケル「それは、なんか可哀想だろ…あ、ちょっと待って?お前が寝袋持って来れば解決か」
お前は俺と寝たくないのか?
マサト「それは面倒臭いw」
タケル「一度持って来てくれたら、部屋に置いてやるよ」
どうなんだよ!
マサト「嬉しくねぇよ!そんなに俺と寝たくねぇのかよw」
タケル「いや、そういう訳じゃねぇけどさ…」
否定されなくて良かった…
マサト「もう寝よう…眠い」
タケル「…彼女欲しいな」
マサト「話題出すなよw眠いんだよ」
俺は彼氏が欲しいんだよ
タケル「俺らどうして出来ないんだろうな…」
俺は兎も角、お前は確かに疑問だ
顔も性格も運動神経も良いのに
マサト「な〜」
タケル「正直、俺ら顔悪く無いじゃん?寧ろ整ってると思うんだ」
「お、おう…」
自分で言っちゃうんだw
タケル「性格も良いじゃん?」
「おう…」
それも自分で言っちゃうんだw
タケル「なのになんで彼女居ないんだろう」
ここまで来たら運動神経も言えよ
マサト「不思議だよな〜」
本当に不思議だ、なぜ言わなかった
タケル「暑い…脱ぐ…」
何故このタイミング脱いだ!本当に不思議だ!
タケル「お前も暑かったら脱いで良いぞ、夏だし」
え、ちょ、お前!
マサト「パンイチになるのかよw」
タケル「だって今日は暑いんだもん…お前もそうしたかったら良いからな、夏だし」
マサト「だからってお前w」
てか夏だし!って何だよ
タケル「夏はいつもこのスタイルで寝てるんだよ。だけど、お前がいる時は我慢してたんだ…」
マサト「そういう事ね?w」
あ〜なんだこれは!?
タケル「でも今日は我慢出来ない、暑すぎる…」
マサト「確かに今日は朝から暑かったもんな」
何なんだよこの展開!!!
タケル「まさか夜まで暑いとは…どうせ、お前も夏はパンイチだろ?我慢しなくて良いぞ」
マサト「じゃあ、遠慮なく…」
神様!ありがとう!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
タケル「暑いな…」
マサト「暑いね…」
俺は胸も暑い
タケル「彼女欲しいな…」
マサト「彼女欲しいね…」
まだ言うか!
タケル「なんで隣で寝てるのが彼女じゃなくて、お前なんだよ…」
マサト「悪かったな、俺が彼女じゃなくて」
俺はお前の彼氏になりたい
タケル「はぁ…彼女欲しいな…」
マサト「彼女欲しいね…」
なんなんだよ…
タケル「あ〜彼女いればな〜こうやって抱きしめてさ?」
マサト「え!?ちょっ!お前!」
タケル「こうやって、ぎゅ〜ってやってさ?」
マサト「暑苦しいんだよ!やめろ!」
絶対に離すなよ!?こんなチャンスもうないぞ!
タケル「こうやって、エロい事してさ?」
バカ、今はダメ!
タケル「え?…お前…なんで勃ってるんだよ…」
マサト「お、お前が変な事するからだろ?」
ヤバイ…
タケル「いや、普通、男にこんな事されても勃たないだろ」
マサト「いや、それは偶々…」
ヤバイ
タケル「お前…ゲイなのか?」
マサト「は?何言ってるの?」
マジかよ
タケル「だってお前、勃ってるじゃん!」
マサト「だからこれは違うんだって!」
どうしよう
タケル「何が違うんだよ!」
マサト「違うんだって!偶々…」
偶々なんかじゃない
タケル「偶々ってなんだよ!お前、俺の事好きなのか?」
マサト「違う!」
違くない
タケル「じゃあなんで勃ってるんだよ!おかしいだろ!」
おかしくない
マサト「だからそれは…」
だって…!
タケル「やっぱりお前…」
マサト「あぁ、好きだよ!大好きだよ!タケルの事愛してるよ!」
タケル「…お前」
マサト「お前は俺の事、親友だと思ってたかも知れないけど…俺は違ったんだ。俺はお前の事、恋愛対象として見てたんだ」
タケル「マジかよ…」
マサト「ずっと辛かったんだ。言えなくて、嘘ついてるようで…でもそんな事言えないだろ!嫌われたくなかったから…ずっと、一緒に居たかったから…」
タケル「マサト…」
マサト「でもこれで終わりだな…ゲイなんて気持ち悪いだろ、男が男を好きになるんだぜ?おかしいだろ…」
俺的には普通の事が、普通の人から見たらそれは普通じゃない事であって
マサト「だって、男は女を好きになるものだろう?」
俺的には普通じゃ無い事が、普通の人からしたら普通なのだ
タケル「そんなの…人それぞれだろ」
マサト「…え?もしかして…お前、俺の事…好きだったりする」
タケル「好きだよ?」
マサト「え…?」
ずっと言いたかったんだ
タケル「愛してる」
この気持ち
どうしても伝えたかったんだ
いつか、必ず!
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