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不毛な関係と恋心5※
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ギシッとスプリングを軋ませながらベッドに上がる。
『AVを見ていてもいいので』
とは言ったものの、アイマスクをしていたら見れないわけで。だからとはいえ、アイマスクを取れば、後ろ向きで乗ったところで逞しい体がかーくんから見えてしまう。
まぁ、かーくんだって見たくはないだろうから目をそらしていてくれるか。
かーくんの足の間に膝をついて、フニャンと柔らかいペニスを頬に感じながら根元に舌を這わせる。
ボクが着く前にさっとシャワーを浴びたみたいで、体臭じゃなく、お風呂場に置いてあったボディーソープの安っぽい香りがした。
唇にキス出来ない代わりに、チュッチュと、かーくんの大事な所にたくさんキスをする。
「いつも一生懸命、舐めるよね」
さっき表情を崩したのは気のせいだったと思えるくらい、感情のない声が降ってきた。
「気持ち悪かった……?」
動揺してオカマバーのママみたいに変に甘えた声が出て、さらに慌てる。言い訳をしようとするとゴホゴホとむせた。
「いや、トモさんのフェラ気持ちいいなぁって。ふっ、よく分かんないけど、慌てすぎ」
「すみません」
「すみませんも言いすぎ」
「す……」
指摘されてもなお、「すみません」と言おうとして口を閉ざした。
「トモさんってさ」
「はい……!」
「キスしようとしたり、体撫で回したりしないから、一緒に居ても安心できるんだよね」
「?」
かーくんが何を言いたいのか分からなくて、首を傾げる。
「だから、嫌じゃないなら好きに舐めて」
自分で誘っておいて嫌なわけない……!
顔に当たるかーくんのペニスはいつの間にか硬くなっていて、ボクは唾をゴクンと飲み込んだ。
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