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武田先生side
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僕は日向くんのお母さんからの電話を切ってすぐ烏養君に電話した。
誰かにこのことを言わないと自分だけでは抱えきれないと思ったから。
「烏養君ちょっと話があるんですけど……」
「あぁ?わかった。どこで話す?」
「僕の家きますか?お酒ありますよ。」
「えっマジで!?行く行く。」
「じゃあ僕今帰り道なんですけど烏養君のお店寄っていきますね。」
「おぅ。わかった。」
ブチッ
僕はちゃんと話せるのだろうか……
そんな不安を抱えながら烏養君のお店に向かった。
「……こんばんは。」
「おう。」
「こんなに遅くにすいません。」
「いいんだよ。先生。」
烏養君は優しい。
だからあまえてしまうんだ。
「ここです。」
「んあ?結構近いんだな?」
「そうなんですよ。僕いっつも徒歩出勤なんです。」
「いいなそういうの。」
「はい。楽ですよ。」
ガチャっ
バタンっ
「奥の部屋で座っててください。僕お酒とおつまみの準備しますね。」
「おう。ありがとう。」
「いえいえ。」
たったったっ
僕はちゃんといつも通り喋れていただろうか。
「はぁ。」
たったったっ
「お待たせしました。」
「っで先生話ってなんだ?」
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