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武田先生side
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「ごちそうさまでした。とても美味しかったです!」
「はい。お粗末さまでした。」
「ご飯作ってもらいましたし洗い物は僕がしますから置いといてください。」
「おう。頼む」
ガチャガチャ
日向くん大丈夫何でしょうか……。
あの子は誰よりもただ純粋にバレーが好きだから自分が病気だなんて知ったら……
「お待たせしました。」
「さっそくだが……日向はチームメイトに話す気ねぇんだよな?」
「はい。そう言っていました。」
「俺としては出来れば日向本人から話を聞きたい。」
「僕も僕達だけで決めても日向くんは納得出来ないことだってあるでしょうから2人で決めるべきではないとおもいます。」
「あぁ。だが何も決めないで話するのも大変だから俺と一鉄の意見合わせたこともちゃんと決めとこう。」
「はい。その方がいいと思います。」
「俺としては日向には後悔して欲しくないからできるだけ頑張ってほしい……でも死んでほしい訳では無いから入院しなければ行けない時はちゃんとして欲しいと思ってる。先生はどうだ?」
「僕は……少しでも症状が出始めた時点で入院してほしいです。日向くんが……死ぬなんて嫌です。」
「入院のタイミングは日向とも相談しないとな?」
「はい。」
「また泣きそうになって……。俺一応午後から仕事だから帰るけどちゃんと休めよ?」
「分かってますよ。子供じゃないですし!」
「おぅ。じゃあまた明日。」
「はい。明日の部活前にでも日向くんと話できるようにしときますね。」
「ありがとう。」
「気をつけて帰ってください。」
何も考えたくないしもう寝ようかな……。
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