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日向side
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眠い……
授業分かんねぇし。
ってか将来とかないから勉強しなくていいんじゃね??
なんて考えながらぼーっとしてたら
「日向。どこか痛いとかないか?」(コソッ)
なんてその授業の先生に言われた。
いつもなら
『おいっ!ぼーっとすんな日向!!!』
なんて怒られるのに……先生達は知ってるんだ。
これからは病人扱いかぁ。
なんか泣けてきた。
「……うっ。……ヒック……ゲホッ…ゴホッ……ヒューヒューヒュー」
なんか目の前がグルグルする……
息が……出来ない……
「日向!?」
「先生!!!!!日向が!!!!!」
「保健委員!保健室に!!!!!」
「はいっ!」
「歩ける?」
「……ヒューヒュー……ゴホッ…大っ……丈夫。ごめん…………カバンの中の袋…取って」
「……袋ってこれ?」
「そう。」
「……ゲホッゲホッ……うっ」
やばい……喉切れたんじゃ…血が……
「大丈夫?」
「ゴクッ……うん。」
はぁ……こんなに弱かったけ……笑笑
笑えてくるなぁ笑笑
「僕は授業に戻るね?体調悪かったの?」
「ちょっと寝不足で……アハハ」
「ちゃんと寝なきゃダメだよ?」
「ごめん……ありがとっ!」
ガラガラっ
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