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どうでもいい PART1
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朝日が眩しい‥‥。
こんなにも、外の世界の朝は、心地が良いのだろうか‥‥。
僕は、そんな事を思いながら、通学カバンを持ち、学校へと向かった。
学校へ着くと、窓際の自分の席に座り、周りをチラッと見る‥‥‥。
『アイツ....変わってるよな。』
コソコソとクラスの人達は、僕の事を、噂する‥‥。
何時もの事だ‥‥‥。
別にどうだって良い‥‥。
僕は‥‥決められた時間しか‥‥生きられないのだから‥。
僕の名前は 西川 優 。
小さい頃から、重い病気にかかり、入院過ごしをしている。
病気の名前は‥‥ASG(筋肉減少症)
手や足は勿論‥‥喉などの筋肉が減少していく症状だ。
ただ、外の世界が見たくて‥‥。
普通の生活を‥‥送って見たくて‥‥。
井上先生(僕の担当のお医者さん)に『学校へ行きたい!」とお願いをしたのだ‥‥。
この頃‥‥病気も悪化せず、順調な時間を送れている為、
先生は‥‥『無理をしないなら‥。』と言って許可してくれた。
普通の生活‥‥。
僕にとっては、かけがえのない夢‥。
せめて、外の世界で少しの時間でも良いから、過ごしたい‥‥。
僕は、青い空を眺めると‥‥じっと遠くを見つめた。
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