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42 R(微エロ)
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「シオン、あんまりだろう‥」
ハミドが呆れたように言う。
「ひっ‥んんっ、ひくぅっ、」
際限なく涙が溢れてきて‥。
涙が止まらない。
俺をベットに降ろしたあと、ハミドはすぐ仰向けに足を開かせ、その間に身体をねじ込んだ。
優しくチュッと頬から首筋、胸、乳首、脇腹、両手、俺のモノ、袋にも、穴にも、それから太もも、全身をとキスでチュッチュッ、とリップ音を響かせながら今は足を片方だけ上げて親指から順番に舐めしゃぶっている。
足の親指から、丹念に指の間を舐めて、一本ずつちゅぅ、ちゅっっとハミドの口に吸われている。
恥ずかしくて死にそうなのに、その羞恥よりも、さっき負けた悔しさでずっと涙が止まらない。
「ひんっ、‥‥ぐすっ、うっ、ぐすすん」
ハミドも、涙でこの顔をぐっしゃぐしゃにした状態の俺を抱くのは気が咎めるらしく、さっきから遠巻きにキスで様子を伺っている。
ハミドの猛り狂ったモノは、パンパンになっていて、お腹につきそうなほど反り返っている。
辛そうなのは、俺も男だから解る。
落ち着いたら行為に及ぼうとして待ち構えているのは分かっているが、さっきの負けが悔しくて、情けなくて‥。
「俺‥の、ことはっ、ほっとけよ‥さっさと、抱けば‥いいだろっ‥ふぅうんっ‥ふっ‥弱いって‥馬鹿に‥してぇ‥たんだっ、ろっ‥」
正直、この微弱な刺激に気持ち良さを感じてはいるものの、涙が止めどなくあふれ出てくる。
ネックレスは、外してないから壊れないか心配だし、行為には全く集中出来ない。
全ての足の指を舐めて吸われ、ぢゅるっと親指を吸われたところで、堪らずに叫んだ。
「さっさと、ローションでもっ‥ふっ‥塗って、突っ込めば‥いいっ‥」
そんな投げやりな事を言って拗ねてたら、ハミドはピタリと行為を中断してしまった。
あ‥やめられちゃった‥。
俺から体を離し、ヘッドボードに背中を預け、身体起こした状態でゴロンと足を投げ出し、完全に俺を触るのをやめてしまった。
ヘッドボードに置いてある携帯電話の時間を確認すると、横に向き「今日はもう、やめる。」優しく言いながら、あやすように髪を掬き、撫でてくる。
「えっ‥やめちゃ‥うの?」
ピタッと涙が止まってしまった。
「シオン、いくら俺でも無理にとは言わない」
「でも、ハミドの勃ってるし‥」俺は急に焦りだした。
「いい‥少し、残念だが‥」
えっ‥もう、触ってくれないのか?
やっ、やだ‥
「俺は、シオンを馬鹿になぞ、した覚えはない。今日初めてチェスを覚え、あんなに長い間集中し、その努力に感心した。シオンの努力を、否定するような人間と、思われたはくない。」
寂しそうなハミドの声に、心臓がどくどくと煩く、冷や汗を背中に伝う感触が嫌で焦り出す。
「でも、こんなに勃ってる‥」
ハミドは肩を竦めると、完全に手を離してしまった。
「そうだな、露天かシャワーでも浴びるか。」と、行為を諦めた様子で、足を開き両手を伸ばした。
俺はガバッと起きて、恥ずかしいのも忘れ、ハミドの開いた足の前に座ると「俺が、我儘言った。反省して舐めるから‥ごめんな‥」そう言って口に含んだ。
ハミドのモノはギンギンにそそり立ち、口の中で舌を這わせるとビクッビクッっと脈打っている。
「くっ、シオン‥謝るな、無理には‥」
咥えたまま目だけでハミドを見ると切ない顔で俺を見ている。
一旦口から離して、「無理じゃない‥俺で、感じて?」そう言って、もう一度大きなハミドのを頬張ると、丹念に舐めていった。
ハミドの先端からはぬるぬると、雄の液が出ている。
一生懸命吸っていたら、頭を撫でてくれた。
それが心地よくて、俺の頭もボォっとしてくる。
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