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79 R(微エロ)
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「ねぇっはぁ‥っ‥ハミ‥ド‥」
ブブブブブ‥また、これか‥騙された。
「ん?」
全裸にガウン。
壁に背中を預け、長い足を見せつけるように交差して腕を組むと、雑誌のモデルのポーズみたい。
「何で‥俺、お仕置きな‥‥の?んんっ、やっ」
ブブブブブ
それに比べ、俺は全身裸のまま。
「今日は、俺の説教でも聞いてもらう。
おトクに釣られ、あんな雨の中、船に乗るなんて危ない事するからだろう。ドハの青い顔を見たか?俺が来るまで心配してた。友達思いなことだ。シオンはあれを見て何とも思わないのか?」
どうやら、先日の怒り方とは違い、噛んで、よく言い含める。
物憂げな表情で、悪い人に付いてっちゃ駄目だよ、と小さな子に諭すように‥。
少し前のこと。
学校帰りに、船でお腹いっぱい食べたら何故かハミドが、船まで水上バイクで追いかけて来て、熱っぽく誘われた。
ハミドの趣味の部屋にお邪魔して、ベッドに入ると、俺の後ろから抱きしめ、腰に手を当て、首元に顎がなんておいて甘えてくる。
そんなに甘いムードでくすぐったくなりながら、電話をすると、
「いいよー、士恩。ハミド君と本当に仲良しだねー。でも、あんまりお家の人に迷惑掛けないようにねっ」
「えっ?このハミドんちは、一人しかいないよ?」
「えーーー!うそっそうなの〜!?可哀想じゃんハミド君。まぁそうなんだぁー。いいよ、いいよ。じゃあ、泊まっておいでね。」
ハミドも電話で「シオンの父上からシオンを取っているのはわかっているが‥‥俺の部屋にシオンがいるとそれだけで嬉しくなって‥。」
絶対、父さん泣いてるよ、ハミド君、解ってくれる?とかって。電話を切って、急に俺に向き直るとうやうやしく俺の手を頬にあて「さぁ、父上の許可も得た。」と、緑の目で艶やに見られた。
てっきりいい雰囲気なんだと思ったら、そう言って、またもや全部ひん剥かれて手錠を後ろから嵌められ、あの俺の大嫌いなローターがローションと一緒にケツに入ってきた。
ブブブ「うあっ、」ブブブブブブ「ひぃん、」
そうして、今。この状況。全裸の俺にガウン姿のハミド。
しかもハミドが、今日は、何だか意地悪だ。
遠隔操作のリモコンらしく、腕組んだ指からピッピと段階を上げて俺を追い立てる。
形の良い唇は、いじわるな半円を描いている。
見惚れてしまう‥。こんな、ヒドイ事をされているのに‥‥。
「選ぶのは、シオンの自由だが。ここで一度、俺が出しておかないと。今夜、シオンは持たないかも知れないな。お前の口で慰めてくれるなら、手錠を取ってやろう」
‥と、片眉を上げて聞いてくる。
「できるな?」
そんな命令の仕方、ズルい‥
恥ずかしいから、声には出さずに小さく頷くと、
ハミドはベッドに腰掛け手錠を外してくれた。
ガウンの前を手で開くと、手を添え、口で慰めろと言われたそれを触る。
確かに、生き物かなんかかというほど狂気に充ちているのは持ち主の性格を現している。
俺はローターを尻の中に入れたまま、ガウンの中に顔を入れる。
はあむっ‥あむぅ‥。舌を、沿わせて上下に動かすと、苦見が口に広がる。
でも、何故だろう。
ハミドの熱が俺の痴態に興奮していると思うと、苦味よりも甘さが勝る。
「はぁ‥」大きな溜息をついて、ハミドが嬉しそうな言葉を、俺の耳に拾わせる。
「いい子だ、シオン。俺のをしゃぶる姿が、とても可愛い。今夜は寝かせてやれるか自信はないが‥いいか?」
嫌だと言っても、許してはくれないだろうに。
「シオン、この間はこれを捨てなくて良かった。このままでは、いつまで経っても捨てられない‥」
低く、よく通る声で囁く。
しっとりとした甘さも含み‥
「はぁっ、はっ‥んむっ‥」
あぁ、さっきはハミドのこの体、凄く海の匂いがしたのに、今は、甘くていつものハミドの匂いがする。しっとりと弾力があって‥甘い。ハミドの匂いだ、安心する。
わざとらしくハァーと、大きな溜息で、「シオン、俺の小言等に耳を傾ける気は無いと、いう事か?他に考える事がないよう、今夜は、俺の説教を聞いて貰うぞ。」
「んむぅ‥!んんっ」
下の快感を、口で伝える俺の頭を逃さないようにとハミドの手は俺の頭を押さえつけた。
今日は、いつになく攻めっ気が強い。そうして、ローターの段階を上げる。
「はあぁッ!ひぃ、イヤーーー!」
俺が前に見た、あのウネウネしたやつだ!
この器具に犯される快楽はハミドからのものじゃないから、イヤだ、腰を使ってしまう‥
「ふぅぅううう〜〜うぅ‥うっうっ」生理的な涙が出る。
感じてしまう‥。
「ほら、シオン。口がお留守だぞ。できると頷いたのだからちゃんとしなくては嘘を付いたことになるぞ?」
俺の口の中に、ハミドのものが入れられる。
ローターの嫌悪感に震えながら、俺はハミドのものを一生懸命舐めてしゃぶる。
こんな身の危険を感じるレベルの快楽を、俺は今夜も与えられている。
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