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87 R(微エロ)
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side ハミド
カリフから、一週間のスケジュールが淀みなくつらつらと読み上げられる。
はぁ、こいつ。
今から俺が、何をするか判っているのだろうか。
『‥です。授業内容はパワーポイントを使っての、プレゼンテーション。その後移動して土地売買契約の後に会合。以上が明日の予定になります。』
さて、このカリフの澄まし顔がどう変わるのか、見ものだ。
『解った。では、それが終わってから、予定を空けておけ。シェザードを抱きに行く。』
カリフの口がハの字のまま固まった。
何だ、その間抜けヅラは俺の右腕ともあろう者が情けない。
何か悪いものでも食べたか?
それともメンタルがヤラれたか、医者でも呼ぼうか?
カリフのそんな声が聴こえてきそうなほど、全身からハテナが溢れている。
『二度は言わん。決定事項だ。』
正気を取り戻したのか、絶叫し狼狽えるカリフは俺に食い下がる。
『ど、どういうつもりですか!!シオンに、悪いと思わないのですか?』
「何故だ?お前が口を割らなければいい。簡単だろう。」
『しかし、それは余りにも、ハミド殿下らしくありません。やはり少し診て貰いましょうよ、控えている医者を呼んで‥』
『俺らしいとは何だ。側近達は皆、俺に仕えている事が誇りだ。』
『しかし‥』
『それ以上は、俺に逆らっていると見なすぞカリフ。』
こんな三文芝居にも、色ボケした腑抜けのカリフには、効果てきめんのようだ。
『そうだな‥可愛いシオンは、そのままでも充分だが、あいつは別に好みでも何でもない。
せっかくだから、アブノーマルなものでも試してみるか?
尻の穴にはバイブを二本飲み込ませ、前はコックリンクを、嵌めておけ。あぁ、少々尻が裂けていても構わんぞ。血はなかなかにそそるものがある‥。
手は暴れると面倒だ。手錠でも縄でも‥後ろに廻せ。カリフ、お前の見立てでしておけ。
そこまでしても勃つかは、判らんが‥な。』
カリフめ、青ざめているを通り越して、顔から血の気が失せて真っ白だ。
俺は、下半身がむくむくと、勃つのに気がついた。
そう‥‥、言いながらそれをシオンで妄想していたからだ。
絶対に、裂ける事がないようにはする。バイブの嫌いなシオンには、一本でも涙目だろう。コックリング等無くとも、シオンは「ハミドの手じゃなきゃ、いや‥‥」とか、瞳を潤々して、迫ってくるのだろう。
怖がるシオンに、バイブを抜いて、優しく優しく、甘やかす‥。
上目遣いに俺の名を呼ばせて‥‥‥。
妄想の淫らなシオンで、うっかりイキそうになった。
ん?ふと、カリフを見ると、前のズボンがテントを張っているように見えた。
ん?まさか、肌を重ねた事でもあるのか‥?
だとしたら、お前。まさか、シェザードを抱いていながら離したのか?
それは、悪質にも程があるぞ、カリフ。
お前には、もっと苦しんで貰わなくてはな。
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