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黒い獣に頭から全て喰われているかのようだ。
タオルに包んで俺の身体を、拭いて貰い、「ありがとうございます。」
と、お礼を言うと、「どう致しまして」と、ダダ漏れの色気を含んだ艷やかな声で胸が締め付けられた。
ハミドの強い情欲に塗れた眼は、お礼はお前の体で払って貰うと、俺に言っているかのようだった。
本能的にいい子にしていないと食べられてしまう、そう思って、ハミドが敬語で、という言いつけを守っていた。
仰向けに投げ出された身体から少し足を開いてクタっとしていると、ハミドが乗り上げ、足の間に捩じ込むように身体を入れてきた。
覆い被さるように上まで進み、腹筋やら、胸筋がお互いにくっついている。
その腹筋やお互いの乳首、中心が擦れるたびに甘い疼きが加わるものの、それら全てを実況するのは流石に情報過多だろうって、俺は、ハミドの指や口でして貰った快感のみを口にした。
深く、舌を絡めて俺の口中を我が物顔で暴れ、俺の唾液すら飲み込むようなキスをしながら髪を撫で、頬を、包みそのまま耳の後ろをなぞる。
優しいけれど俺の、身体を味わって喰い尽くされそうだ。
口を離されると、寂しくなって、気持ちいぃ‥ですと、泣きながらねだる。
乳首の一つは、ハミドの口に、生暖かく優しくしゃぶられ、腰は指でなぞられる。もう一方を捏ねられ、捻り上げられると、びくびく勝手に身体が跳ね上がる。
「全部、気持ちいぃ‥よぅ、あっ、もっと、もっとしてくら、さ‥」
「どうされたいんだ?」
唇で、舌で、吐息で‥
指で、手のひらで、二の腕で、
全部、全部で俺を追い上げる。
欲しい、ハミドが欲しい。
俺は、お尻の穴を自ら拡げ、後ろからハミドを強請った。
「奥まで‥奥まで、俺を犯して‥」
「解ったシオン、奥までだな。欲張りな、お前の蕾を満たしてやろう。」
こんな俺を、呆れられてしまったかと思ったけど、俺の体に熱い杭を打ち込むように入ってきて、その形を確かめるようにハミドのものが中で脈打つ。
それから、下からの突き上げ、ゆっくり奥までしたり、小刻みに動いたり‥
引かれる時にぞわぞわして、「ああぁんっ」って声をあげると、またゆっくりと奥まで入れて、同じように引く‥
快感が強すぎて、俺は、意識が飛びそうになる。
「あぁんっそこ、いいですっ、もっと、もっとぉ‥してくら‥い」
すると、中がもっと大きく膨らみ「あぁ、いいぞ。何度でもいけ。満足するまで突いてやる‥。」と甘やかすように、言われ、また同じ所を腰を使って律動しながらガンガン突かれる。
「あっ、それっ、いい‥んぐっ」
「これも気に入ったのか?」
「はぁ、‥いい、いいです‥」
そうして、暫くすると肉棒で円を描きながら、小刻みに襞を擦るよう突いたり。 ハミドは俺が反応するところを面白がって容赦なく攻める。
まれに吐息交りの「くっ‥」という声を耳が拾うと、全身ビリビリと微弱の電気に触れたように甘く痺れる。
最後にフィニッシュとばかり、
腰を高く上げさせられ、ジュッと音がするままガツガツ突かれると、俺の欲張りな穴は、欲しがるように収縮を繰り返し、
腰は突かれるリズムに合わせて振っていた。
「楽しませてくれるな、シオン。」
愉快そうにジュッジュッジュッジュッと、追い立てられる、髪が汗で頬にべったりとついたまま、操られているように腰を動かし、ハミドの射精を促すように収縮を続けている。
「あはぁ‥いい‥もっと、そこ、くださ‥あぁっ」と、声が枯れるまで求めた。
抜かずに、中に3度は出され、たぷたぷになった俺の中をかき混ぜ、凶悪なままのハミドのモノ。一向に力を失う気配が無く、この感覚を楽しむハミドに満腹中枢が無いことに戦慄を覚えながら、気がつくと俺は意識を手放していた。
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