アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
117
-
ちよみ。
そうか ちよみって名前だったか。
俺は すっかり忘れていた。
あんまりびっくりして 真弓さんの存在を忘れてしまうほど 衝撃が大きかった。
父さんと暮らしたあのアパート。
米の研ぎ方を教えてくれたのは ちよみのお母さんだったのか。帰りの遅い日もあったんだな。
ちよみが 旦那が迎えに来て 帰ったあと ひとつおいたボックス席にモッチャンと真弓さんが 黙って酒を飲んでいた。
あ モッチャンも真弓さんも 初対面だった。あの女のせいで すっかり忘れてた。
なんて紹介しようか。苗字をいうのも何だよな。今の友達って感じで 言おうか。
モッチャンも真弓さんも 初対面同士だから あんまり 話もはずまねーみたいだな。こんな時 バカのヨシヤスが居たら くだらねー話で がははって なるんだけど。
黙って薄くなった水割りを飲み干すと モッチャンはタクシーを呼んでもらって ヨシヤスを肩に担いで帰った。
俺も真弓さんも そのあと もう一杯だけ飲んで 自宅に帰った。
帰るとドアを閉めた途端真弓さんが
俺をドアに押し付けキスをしてきた。
スゲー真弓さんは興奮しているみたい。
嬉しいけどちょっと待って。
靴を脱いでない。だけど 真弓さんは器用に俺の靴を脱がして 俺を抱き上げるように リビングを抜けてベッドに連れ込んだ。
すぐに俺に馬乗りになって むしり取るように 服を全て 脱がされ 俺の 乳首を吸い上げた。もう 電気が点いてなくて 部屋が暗いことなんか どうでもいいことに 思えた。
真弓さんの肩や背中を撫でる。腰を押し付けて 互いの昂りを 押し付け合う。ごりって音がするくらい 固くなっている。欲しいな。真弓さんの昂りが。
真弓さん 真弓さん
真弓さんが
「千春。僕だけの 千春。もう あの女とは会わないって 約束して。忘れて。」
「は いっ。俺も忘れていた んす よ。」
「思い出したことも もう 忘れて。
昔の話でも 僕は 腹立たしいよ。
千春。忘れて。良いね。よそ見しないで。千春。僕だけを見て…」
「はい。」
「千春。僕だけを 想って僕だけ。千春。あー好きだよ。愛しているよ。」
「まゆみ さっ。んーっ」
「千春 このからだは 誰にも 見せたくない。酔った姿も この濡れた目も 唇も全部 僕だけの千春でいてくれよ。」
「真弓さん。真弓さん。俺こそ。真弓さんどっかに行かないで。いつも俺の側に居て。オレダケを見て…」
「千春。僕はとっくに
千春しか見ていないんだよ。僕だけ。
僕は千春を欲しがっている。千春も もっと もっと 僕を好きになって。」
「俺 俺 誰よりも 何よりも 真弓さんしか 要らない。」
「千春。愛しているよ」
途端 俺は 極まって 噴火。
「可愛いな千春。もうイッちゃった?」
そう言いながら 真弓さんは ローションを取り そーっと後孔に塗り込める。俺の腹に飛んだ精液もすくうように オモリの下の蕾に塗り込める。くすぐるように 塗り込める。
吐精のあと 息が上がっているのに 俺の茎は 又すぐ 芯を持ち始めて お互いの顔を見つめ合いながら キスを繰り返す。
真弓さんは優しく微笑みながら 俺の顔を覗き込んで 耳やこめかみ 頬にもキスをする。
真弓さんの茎から熱い淫液が俺の太ももを濡らしていく。俺は蕾をくるくると撫でられ脚が開いていく。オモリをきゅっきゅっと握られ芯をもてあそばれ やがて 指が 挿ってくる。遊びながら 周りをくすぐられ 会陰を押されて 思わず快感に喘ぐ。指じゃ物足りない。もっと奥に もっと太いもの が欲しい。
それが何だか もう 知りすぎるほど知っている。
真弓さん 挿れて。真弓さんの 真弓さんのが ここに ここに
脚を広げ 脚を胸につくほど 折り曲げて ねだる。
真弓さんの 杭を。
熱くて 固くて 太くて たくましくて 俺の愛している人の持ち物。
真弓さんが 俺の 間に からだを割り込むように 乗り上げるように 体勢を 変えて いつものように 俺を見つめて
口が 挿れるよ って動いて。
ズブズブと 拡げて俺の 中に 進入してくる。熱塊。
隙間なく ミチミチと 埋まってくる。そして侵略され 襞をこすり 限界を越えて拡がる。
そこから からだじゅうが めくれて ひっくり返って 裏返しになって 俺のからだの表面積全てが 真弓さんの熱の杭に 侵食されて溶けていくような気がする。
全て取り込んで消化してしまいたい。
こすれて そこから 別のものが生まれて 快感に流されて 侵されて 液体になりそうだ。
この人と 溶けて混ざってひとつに なって 隙間なく 同化したい。細胞ひとつ余すことなく 混ざり合いたい。
俺 死にたいくらい 真弓さんが 好きだ。
そして
愛している。
本当に。
どうしたらいいか わからない。
このきもち わかって くれるかな。
真弓さん。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
123 / 137