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番外編 あのときの千春 4
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それから 毎晩 これから休憩ってメールすると 電話がかかってきて 話をするようになった。
「千春さんは 野球は好きですか?」
「はい。好きですよ。俺 たまーに ナイターも見に行きますもん。横浜でやるときに。」
「夏以外は夜は肌寒くなりますけど 夏のナイターは良いですよね。ビールが又旨い!横浜なら 帰りタクシーで帰ればすぐですもんね。」
「あー 先生は どっかのチームのファンですか?」
「僕は 特に無いですが 横浜住みですから 地元の。千春さんは?」
「あー 俺も 横浜のファンですよ。ヤクルトも好きですよ。なんか やらかしてくれるから。」
「僕も 好きですよ。
今度 横浜スタジアムに 一緒にナイター行きたいですね。」
「あ はい。ナイター 良いっすよね。ビール飲んで。球場の臨場感って 独特で。テレビで見るのとは 又違って なんか 一緒にエキサイトして。好きだなぁ。なんか 興奮するよな。」
「うん。僕も 好きだなぁ。
ゲームの熱い雰囲気。なんか一体感が 生まれますよね」
「そ そう そうそう。熱くなりますね。ま 真弓先生も 野球好きなんだ。そーか。あははは」
「はい。好きですよ。」
「そ そうですか。好きなんだー。野球が。」
「好きです。」
「あ あのぅ 先生は 何かスポーツやってたんすか?」
「中学 高校と アメフトをやっていました。」
「わぁ スゲーなぁ。アメフト アメリカじゃ 凄い人気ですよね。アメリカは 野球とバスケとアメフトが 大人気ですよね。俺も アメフトもバスケも良く見ますよ。夜中にアメフトやってますよね。ルールが難しいけど 面白いっすよね。」
「千春さんアメフトみるんですか。確かにルールは複雑ですよね。」
「装備もね 面白いっすよね。クォーターバックとかラインバッカーとかポジションによって違うし。オフェンスとディフェンスじゃメンバーが変わってね。タッチダウン決めた時なんか スカッとしますねぇ。」
「千春さん好きなら今度解説しましょうか?夜中にテレビでしか観戦できないけど。今のは こういう作戦とか こういうルールとかね。いくらでも教えてあげますよ。」
「ホントに?わかんないときあるんすよね。色々分かれば 楽しいなぁ。解説者付きでみれたら 贅沢だなぁ。」
「いくらでも 付き合いますよ。」
「ありがとうございます。」
「千春さんはスポーツ何かするんですか?」
「いやぁ 俺はあんまりやんないっすよ。昔ね スポーツクラブでね 泳いだりしてました。あとは ウチの周りをランニングしたり。今は 筋トレっすね。」
「筋トレっていうと 重量挙げみたいなのを持ち上げたり 鉄アレイみたいのをやるんですか?」
「そうです。俺んち普通はダイニングテーブル置く処にね 筋トレの道具が置いてあるんすよ。
プロティン飲んで 筋トレしてね。毎日二の腕と胸囲を計ってるんです。」
「そういえば 千春さん。綺麗な本当に綺麗な 胸 でしたね。計るって言っても一人じゃ 計りにくいでしょ?メジャーを自分の胸に当てるのって。」
「いやぁ 綺麗な筋肉はまだまだです。そうですねメジャー計りにくいですね。」
「乳首の真上で計るんですか?乳首の下?乳首の上?」
「えっ?えーと 乳首の真上で計ってます。メジャーがね ビニール張りなもんで 今の時期ちょっと冷たくて 当たると ヒヤッてします。胸がね 鳥肌たっちまうんす。」
「へっ、 へぇー。冷たいのが当たるとね 確かにヒヤッとしますよねー。僕も筋トレって始めようかな?そしたら 一緒に筋トレ出来ますね。僕もトレーニングの道具買おうかな?」
「いやぁ いやじゃなければ 俺と 一緒にやってみませんか?そして 自分に合えば やってみたらどーすか?楽しいっすよ。腕とか 胸がね 計ると1㎝でも増えると ヤッターってなるし」
「なるほど。そしたら 筋トレやる度に 胸囲を計ってあげますよ。正確にね。」
「あっ それいいかも。部屋をね ガンガンに暖かくしてね。裸でやるんですよ。何キロか持ち上げた時にね 筋肉かグッと盛り上がったり 腹筋がね固くなったりするんです。」
「どういう状況かな?それって?」
「えっ?どういうって 上は裸っすよ。そしてトレーニングの台の上に仰向けで…寝て… 腕を伸ばして… 重量挙げみたいな重りを もう一人が…持たせてくれて 持ち上げたり下げたり するのを……すぐ 脇で 見守って… 貰う って こと に なるんかなぁ?」
「まぁ 今度 筋トレの様子 見せてもらっても 良いですか?」
「へっ?あ ああ もちろん もちろん」
「あ 今夜は 千春さんと話せることがとても 嬉しくて つい長電話してしまいましたね。又 電話で話したいです。電話しても良いですか?」
「はい。俺も楽しかったです。休憩する前に メールしますね。」
「はい。必ずですよ。待ってますから。
おやすみなさい。千春さん。」
「はい。おやすみなさい。真弓さん」
そんな風に 電話で 優しく話しかけてくれるから ついつい 夜電話で話すことが 日課になっていった。
話は尽きない。次から次から 話題が沸いてくる。何でも
知ることが 何だか 嬉しくて楽しい。
こんな気持ち 初めてだ。
俺 なんか 変なんかな?
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