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浴槽で射精した 千春が ぐったり弛緩して呆けたように 虚ろな 目をしている。壮絶な色気だ。
焦点が合ってないのか 見上げた顔が 幼いように見えて それでいて 上気した顔が 蕩けて。さっき溶けちゃうって言っていたよね。溶けてしまえ。身心共に 溶けてしまえ。
溶けて 呆けて 僕に委ねて欲しい。全てが欲しい。挿入しなくても僕の腕の中で 蕩けて その痴態を見ているのが僕だけ。その痴態を知っているのは僕だけ。それをさせているのは 僕だけ だろう?
と 精神的な充足感。
それだけで 嬉しいって
千春は分かってくれているのかな?
もちろん 千春に即挿入したい。千春の中は天国だからね。
でも 千春に歓喜を与えたいんだ。千春が快感に堕ちて 喘ぐ様は 僕だけのもの。
誰も知らない千春を この手の中で抱き締めることが出来る。この精神的な満足感。
男だから 射精の満足感は散々経験してきただろう。自慰だっていまだに 隠れてしているのは知っている。かつて結婚していたんだから 射精の快感は知っているだろう。
だけど 可愛がって 僕の腕の中で 言葉で登りながら 茎とあまつさえ 後孔への刺激で僕のキスを受けながら 射精するのは 今まで無かったことだろう。
だから 余計こだわりたいんだ。誰とも 経験したことのない こういった道程での快感を僕だけから受けて欲しい。単に茎を扱く吐精なら 誰にだって出来るし 一人でも出来る。
僕だけが 与えることの出来る快感を 与えたいんだ。僕の言葉での 興奮を千春に刻み付けたい。出来ることなら 僕の言葉とくちづけで 登っていく快感を からだに刻んで 僕しかイケないからだに 作り替えたい。
後孔への快感は 覚えてくれたみたい。でも ちょっと慣れた男なら 千春に快感を与えられる。男同士のセックスに慣れた奴なら 千春の快感を引き出すのは簡単なことだ。それこそ目隠しすれば 正行だってバビエだって あのカメラマンの戸塚だって 千春の吐精は簡単だろう。
それじゃあ 嫌なんだ。
千春の脳と目と耳とで 僕だけの オリジナルな 僕以外では 興奮 いや快感を得られないような からだに したい。
愛を囁いて 感じやすい首と肩に 火種を蒔いて 胸の刺激で風を送り 燃え上がりそうな処で 言葉で 恥ずかしがる様を 囁いて 自分の善い処 自分の状態を認識させて 羞恥に 溺れさせて。千春の名前を呼んで 僕の名前を何度も口走らせて。どんなときも 僕の名前を 呼ぶように。気持ち良いことも イクことが出来るのも僕が居るから イケるって 僕の名前を 千春の身心に しつこいほど 刻み付ける。繰り返し 繰り返し。
僕無しでは イケないように。
僕無しでは 不満で物足りなくなるようにしたいんだ。
僕の囁きが 無ければ 興奮しないようにしてしまいたいんだ。
くだらないかもしれない。
でも 僕だけの 千春に 変えていきたいんだよ。
だけど 千春は感度が良い。それも心配なんだって わかっているかな。
歓迎すべきことだが それも諸刃の剣。
感度が良いってことは 快感が得やすい。
元々千春はノーマルだ。
女にいつ戻ってしまうか 心配で堪らない。快感に流されてしまいやすい。
もちろん男に レイプでもされて快感地獄でも味わったら セックスに囚われてしまったら。
女だってテクニックの有る人間がいるかもしれない。
とにかく 千春に 目をつける人間が現れないことを 祈るしかない。
誰の目にも 晒したくはない。
僕だけを 僕だけを
無理な 願いだと分かっている。
千春だって仕事をしている。取り上げる訳にはいかない。
本当は 千春から 奪いたい。仕事も友達も 知人も 僕以外のありとあらゆるもの 全て取り上げて 僕だけを見ていて欲しい。僕だけを一日中考えて欲しい。
千春。
もっと僕を欲しがってくれないか?
僕から仕掛けないと千春は 求めてくれない。千春は僕に性欲を感じてくれないのか?でも こうして抱くだけで 勃っている。扱けば 射精する。潤んだ熱っぽい目で 僕をみる。壮絶な 目だ。涙のたまった まなじりの煌めく粒。
千春 僕を 欲しがって!
こんなに 僕は 千春を欲している。だけど傷付けたりはしたくない。無理矢理も いけないことだと思っている。
だから 千春。
何故 ねだって くれないのかな?
何故 欲しがってくれないのかな?
千春から いきなりキスを仕掛けて来ない。過去 プチ家出をしたとき 正行に諭され 明け方に襲われた。
あれは嬉しかったんだよ。千春。
でも 僕からキスを仕掛けて 応えてくれるだけ。
ベタベタすることは有っても 千春から 欲しがっては くれない。
欲情しても 僕も 欲情しているときだ。
やっと 少しだけ甘えることは 覚えたようで 後ろから抱きついてくれるけど 抱きついて 僕の下半身を 探ったりしない。欲しかったら 僕の股間を揉みしだくくらい すれば良いのに。
行為が始まれば ねだるような 仕草はする。だが 我を忘れて快感の坩堝になった状態のときだけだ。
そして 僕が留守のときは 相変わらず 僕のワイシャツやパンツを抱き締めながら 自慰をする。
以前にも言っていたよね。4~5回自慰をするって。性欲は弱くないくせに 何故 僕を求めないのか?
ギリギリまで欲求不満に 追い込めば なりふり構わず 僕を押し倒すくらいに なってくれるだろうか?
騎上位にさせれば 夢中になって腰を擦り付けて来るのに。そこまで 欲求が たまっているんだろうに。
僕は 千春に 押し倒されるくらい 不満をぶつけて欲しいのに。
僕に焦れて セックスをしようって 言って欲しい。
僕は年がら年中 千春が欲しくて仕方ないんだよ。
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