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「お...おじゃまします」
「そんなかしこまらなくても」
それから僕は大地さんと寝ることになって、大地さんの部屋にお邪魔していた。
なんだか...すごく頭がよさそうな人の部屋だ。
シンプルな家具でシンプルにまとめられている。
「ベッドが大きくてよかった」
大きくてよかった...?
「うえっ...!?一緒に寝るの!?」
「...嫌?」
「嫌じゃなくて...なんていうか」
なんとも言えない...。
「恥ずかしいんだ?」
「はずっ...はず、恥ずかしっ...え」
戸惑ってしまう。
男同士なのに何意識してるんだ、って引かれてしまう。
「まあ...俺も何も意識してないわけじゃないよ
優人は可愛いからね
そこらへんの狼は黙ってないだろうね」
僕のどこが可愛いんだろうか。
僕は狼に襲われやすい顔なんだろうか...。
こんな都会に狼が出現するなんて...危ないんだなあ。
でも、少しだけ見てみたい。
野生の狼。
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