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「はい。ミケはすぐ風呂。温まってこい」
部屋の中へ入ったと同時にそう言ったつばきに、僕は小さく頷いて浴室へと向かう。
髪を洗い、体も洗う。
つばきが言ったとおり、髪を切ったので洗いやすくなった。
すぐにシャンプーの泡も落ちる。
切ってよかったかも。
それに、つばきに切ってもらえたし。
脱衣所に上がると、僕のスウェットとバスタオルが置いてあった。
つばきが用意してくれたみたいだ。
それに着替えつばきの元へと行く。
つばきがドライヤーを準備して待ってくれてるので、つばきの隣に座って髪を乾かしてもらう。
短くなったので、つばきの指が耳や頬、うなじに当たる回数が増える。
それに嬉しくなるけど、短くなったのであっという間に乾く髪。
もう少しつばきの指で髪を梳いてもらいたかった…。
「…あっ、今日夜準備できてない…」
ドライヤーを直し、僕の短くなった前髪をいつものように星のゴムで結んだつばきが僕の声でビクッと肩を上げ驚く。
「いきなり大きな声出すなよー」
恨めしそうにそう言ったつばき。
「夜は気にするな。今日は朝も昼もミケが作ってくれたから、俺が作ろう!」
胸を拳で軽く叩いたつばき。
「ちょっと待ってて」と言い、キッチンへと向かった。
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