アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
-
「美味しかった」
ぼくが小さく呟いた声に、優しく微笑んだつばき。
目じりのシワが濃くなって好きだ。
つばきは、そのまま空になったぼくのコップを手に取った。
「おかわりなに飲む?」
「えっ?おかわり…?できるの?」
「おかわり自由だ」
ドリンクバー?
そうだったんだ。
おかわり自由なんてすごい。
ぼくはさっきと同じものがいいと言うと、つばきは席を立ちドリンクバーの方へと歩いていった。
「……あっ」
自分で行けばよかったかな…
さっきつばきに、やり方教えてもらったのに…。
ぼくはじっーとつばきの姿を見つめていた。
が、窓の外から視線を感じ、視線を窓側の方へと向ける。
暗くてあまり分からない。
けど、窓の外は特に何もないように感じる。
気のせいかな…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
150 / 227