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『さて、外野の邪魔もなくなったし早速で悪いけど兄ちゃん俺とある人物に頼まれてさ…そこの女の子を預かりたいんだけど渡してもらえるかな…って…、』
赤い生地に金色の刺繍がされた高貴な着物を纏う相手はニコッと笑い話しかける青年はだがこちらをみて驚く
『お前は彼奴にそっくりだな…そっちの子はあの人か、、なるほどね。こりゃアイツに狙われるわ』
なにやらひとり納得する目の前の相手はこちらを気にすることなく近寄る
警戒していたのにぬらりくらりとすり抜けて 呆気なく彼女を手にする
『その子、、人間なのに先祖返りしてるね…お前が側にいれば問題ないだろうけど四六時中側に居るのは難しいだろうから安全地帯に住ませて貰った方がいいぜ』
「――、」
『…ああ、お前は人語が、と言うよりは言葉を話せないのか。でも大丈夫、俺は聞こえるから君の声』
声が聞こえると口にする通り彼に白銀の獣は少しだけ驚く
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