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主神の1日
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ウカルム・ホロケウは半神獣だが雪の神でありオオカミでもあった。
そんな彼が愛するのは白金色の髪を持つ男
自身は月も太陽も愛してる
その周りを雲が流れ行く様もまた風流、と思いながら
氷雪の輝く敷地を廊下に腰を下ろしながら見ていた半神獣の背後で丸くなって寝込む小さな可愛らしい灰色に斑の入った猫
今日は白銀と末裔は外出しており久々に戻ってきた
灰色と白金の彼らが今は僅かな休息をここでしていた
「そんなとこで寝込んで寒くはないか?ルクンネ(灰色)よ」
「……。」
眠たそうな目を上げてこちらをみるルクンネは大きな欠伸をひとつしてから
ちょうど良い、まだ寒くても大丈夫なぐらいだ
と我が主人に答える
「ふふ、クルガ(豹)は毛皮が分厚いからなならもう少し神域内に雪を降らそうか」
神はその通りに神域内に雪を降らす
「……。」
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