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俺のもの 澪side
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オーナーのクソッたれ!
急いで車に乗って、『革命』に向かう。
ただ、向かうつっても『革命』の場所を、俺は知らない。
この辺で繁華街は、ここしかないし、
片っ端から店をあたるしかないか。
繁華街のコインパーキングに車を駐車し、店舗を1件ずつ確認してまわる。
無いな・・・
思ったより時間かかりそうだ
その間に那智くんが誰かに連れて行かれたらどうしよ。
もし連れて行かれる所だったら、ソイツぶっ飛ばせばいいけど、連れて行かれた後だったら・・・
あ〜、なんで俺、こんなバカなんだろ!
結局那智くんのこと、一番危険な目に遭わしてるのは俺じゃん!
諦めようと思った。
でも、気になって気になって仕方ない。
年甲斐もなく、切なくて涙まで出た。
離れるなんてムリだ。
世界が違うとか言ってみたけど、自分が一番納得出来なかった。
かっこワリィ。
好きだ、好きだ、好きだ!!
会ったら好きって言う!
絶対言う!
それで、付き合ってくださいって言う!
ダメでも何回も言う!
君が、いつも真っ直ぐに気持ちを伝えてくれたように。
はぁ、はぁ、
てゆか呑気に告白のこと考えてるけど、本人が全然見つからない!!
汗だくになりながら、繁華街を駆け抜ける。
その時通り過ぎた男が電話していた。
「だからぁ〜、いまから革命に行くとこなのよ。いい子いるかなぁ。」
グリンッと、Uターンし、その男の肩を掴む。
「キャッ!なにする
「すいません!肩とか掴んですいません!!
革命の場所教えて下さい!!!一生のお願いです!」
「あ、ハイ。(何?あぶない人?)」
『革命』までの道を教えてくれた。
しかも近道で。
グッジョブ、おネェ!!
『革命』に向かって全力疾走。
普段走ることなんて無いから、足がガクガク!
那智くんと付き合ったら、ジム行こう!
とか考えながら『革命』に着いた。
衝動のまま、その扉をあける、
バターン!
「那智くん!!!」
目の前に那智くんがいた。
チャラ男にキスされそうになりながら。
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