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離さない
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「う〜ん。」
ぱち、と目が覚めた。
どこ、ここ?
起き上がろうとして、右手を動かすと、
ガシャン
何か音がした。
しかも右手がバンザイの姿勢のまま。
見てみると、
「えっ!!」
俺の右手はベッドのヘッドボードから伸びる
手錠に繋がれていた。
ナニコレ!?
監禁!?
俺、何かしたの!!?
なんとかベッドの上に座り込んで、手錠をとろうと試みる。
ダメだ。
ガチャガチャ言うだけ。
その時、カチャ、と入り口の扉が開いた。
ーえ?
なんで?
そんなこと、ありえない。
「那智くん?」
俺を捨てた人の声が聞こえた。
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