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人気モデル 友side
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レオとは、雑誌の仕事で知り合った。
犬と一緒に写る撮影があり、たまたまうちの会社が選ばれた。
俺は犬を連れて現場に行き、犬の興奮を抑えたり、
リラックスさせたり、決まった姿勢をとらせたりする。
でも正直、犬へのストレスが多い仕事なので、あんまり
好きじゃない。
しかし先方はそうではないようで、レオは俺以外の訓練士
とは仕事をしない。
つまり、俺を専属として指名してくる。
ふざけんな、ボケ。と、断ったら社長から頼まれたので
断れない。悲しきサラリーマンのサガよ。
まぁでも、こちらの希望もきいてもらってはいるので、
仕方ないか。
希望というのは、犬にあまりストレスが溜まらない
シチュエーションにしてもらってる。
屋内はやめて、原っぱとかで撮影するとか。
そんなこっちの希望をきいてまで、どうして俺を指名して
くるのか謎だ。
モデルなんてチャラチャラした奴の考えることは分からない。
「友!久しぶり!」
「おう。・・おい、抱きつくな。」
「むぐ・・ひどいなぁ!押しのけるなんて!」
一体コイツは何頭身なんだと思うようなスラリとした長身
顔は純血じゃないと言ってたように思うが、
金髪に、エメラルドグリーンの眼、真っ白な肌。
完全に外人だし。
ただ、唯一残念なのが・・・・、
「会いたかったでえ、友。ほんま、久しぶりやねぇ。」
ベッタベタの関西弁。
「ホント残念だよな、お前のその関西弁。」
「な、なんでやねん!関西弁でもええやんか!バカにすなよ!」
「うわ。もう喋んなよ。」
「クッ・・・!バカにしおってから!」
しかも爺臭い関西弁だ。
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