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心配性 友side
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「何がバイトだよっ!!大和のアホ〜。」
「おい、いい加減やめとけよ。」
そうやって俺を制止するのは諒太で。
つまり、ここは革命だ。
久しぶりに諒太に会えて、何だかグチグチ言っちまう。
でも、確かに諒太の言う通りで。
帰ったら、大和に電話して・・・
「あ、もしもし?今日、一緒にメシ食おな?」
ちゃんと、謝って・・・・・
「うんうん!今日は一緒にゆっくりできると思うねん。」
そんで、ちゃんと・・・
「俺も早く会い・・・『ガタガタガタッッッ!!』痛いっ!!!」
「うぜぇぞレオ。俺の隣で鼻の下伸ばして会話すんな。」
「理不尽!!・・・あ、だ、大丈夫やでっ。ちょっと転んだだけやから。うん、ほんならまた後でな。・・って、友、何するんよ!」
「うるせぇ。のろけた顔すんじゃねぇ!」
「ヒッ・・!こ、怖いから・・・」
うぜぇ、うぜぇ!!
何なんだ、畜生!
「友っっ!!いい加減にしろっ!」
やべぇ・・・・
「な、なんだよ・・・」
諒太が、大きなため息をつく。
「お前、今日はもう帰れ。レオ、送ってやれ。」
「はぁ!?こんな扱いされて、足になるとか無理!」
レオがあからさまに顔をしかめる。
「仕方ねぇだろ。こんなんじゃ電車も乗れねえ。俺の頼みだと思って。頼むよ、レオ。」
「はぁ〜。諒太のお願いやったら断られへんなぁ・・。」
「悪いな、レオ。ほら、友。今日は送ってもらえ。」
「チッ。分かったよ・・・」
俺は、引きずられるようにしてレオの車へと向かった。
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