アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
未来
-
「はぁっ、はぁ……、ちょ、ゆ、友さんっ」
僕は突然友さんに抱っこされ、寝室に運ばれ、
ぽすん、と優しくベッドにおろしてくれる。
「大和…」
友さんが仰向けの僕の上に乗り上げる。
その顔はいつになく切羽詰まった、泣きそうな、苦しそうな顔だった。
どうしたんだろ?
いつも強い友さんが……
あ……いや、違う。
友さんだって強いばっかりじゃないんだ。
僕は、手を伸ばして友さんの頭をよしよしと撫でた。
「大丈夫だよ、友さん。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
287 / 293