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最悪な出会い 友side
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「友?」
やっぱり先輩だった。
鼻の下、でれーっと伸ばしやがって。
手なんか繋ぎやがって。
誰がどう見ても、相手の男に夢中だって分かる。
分かるけど、なんか腹立った。
だからわざと言ってやったんだ。
「ソレ、新しいセフレ?」
ちょっとでも動揺すれば良い気味だと思ったけど、先輩もソイツも堂々としてた。
「恋人だよ。お前とは違って。」
そうだ。
最低な俺とは違ってな。
分かってるけどヘコむなぁ。
ま、どーでもいいか。
一瞬俯いて、顔を上げると、
先輩たちの後ろから、中学生ぐらいの男の子が
じーっと俺を睨んで来る。
なかなか可愛い顔してるなぁ。
タチの奴は、こういう奴が好きなんだろうな。
しかし睨んでくるとは失礼な奴だ。
「何か?」
と言って、ソイツを睨みつける。
先輩の恋人がフォローするが、それでも見てくる。
仕方ないから話しかけてやるが、
無視されたっ!!!
なんだこのヤロー。
「チッ、クソガキが・・・。」
聞こえるように言ってやった。
変な名前のホームセンターで、変な奴に会っちまった。
最悪だ。
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