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ご奉仕 友side
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あの時は正直もう、ダメかと思った。
なんとか、真田兄弟だけは逃さないと、と思うだけで。
先輩が助けに来てくれて、良かった・・・
喧嘩は無敵だもんな、あの人。
怪我は、骨折。
つってもヒビだけど。
全治3週間か。
利き手は無事とは言え、何かと不便だな。
今は、友達らしい友達もいないから、誰にも頼れない。
いずれにしても仕事は休みもらうか。
有給もかなり余ってるから、大丈夫だな。
大和に支えられ、自宅へ。
あの時以来だから、顔を見ることができて嬉しい。
大和が可愛くて仕方ない俺は、ついつい悪戯してしまう。
いつも澄ました顔してるコイツを動揺させることができる
のは、俺だけだぞーっていう優越感。
だから、ついつい手を出してしまった。
声を我慢しながら果てるアイツは、本当に可愛くて、
堪らなかった。
後でトイレで抜こっかな、なんて考えてると、
大和が口ですると言い出した。
やったことないだろ、絶対。
なんでそんなこと言い出すんだ?
そう言ったときの、大和の顔。
本人は自覚ないんだろうけど、めっちゃエロイ。
ノンケの奴にそんなことさせるのは、正直抵抗がある。
でも、好きな人にしてもらえることが嬉しくて、
申し出を受け入れた。
しかも、思ったより全然上手で、あっという間にイかされ
てしまった。
更に大和は、それを飲み干したっ!
好きでもない奴のをよく飲めるなぁ。
若さ故だろうか?
大和はリビングで寝ると言ってきかないので、折れること
にした。
しばらく経ってから、喉が渇いたのでダイニングへ。
水を飲んで、リビングのソファで眠っている大和の元へ。
ソファのアームに腰掛けて、大和の顔を覗き込む。
・・・あれ?
涙のあとがある・・・
1人で泣いてたのか。
今日、怖かったもんな。
可哀想に。
大丈夫だ。
お前が傍に居てくれる間は、絶対に守るからな。
涙を拭い、そっと触れるだけのキスをした。
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